障子のメリットとデメリット

相模 稔相模 稔
オーガニックスタジオ新潟の施工物件には障子の採用率が高いです。

私が押し売りしているわけではないが、モデルハウスなどの状況を確認し、
今までの障子のイメージとは異なる合理性に納得されているからと思います。

障子のメリット

まずは、障子の合理性(メリット)を整理してみます。


① 引き込みにするので、窓から視界が広がる。 

今までは柱の内内で引違の納まりが一般的で、開けても半分は障子が残っていた。

② 引き込んだ時にすっきりする。
カーテンだと畳んだ時に、脇に集まった姿にボリューム感がある。

③ 断熱性がある。
冬に閉めた時にガラスからの冷え込みをピタッと止める。 夏もまたしかり。

④ 拡散光が柔らかい。
直射日光を室内に入れるとまぶしい時もある。半透過性を生かして光を調整できる。

⑤ ローコスト
枠と桟の木材料も少なく、木と紙という安価な素材で作るので安上り。

⑥ 維持管理できる
将来的に建具屋で調整が効く。障子紙を自分で貼り換えたりできる。

障子のデメリット

一方で、今までの障子には マイナスな要素が残っておりました。


① 破ける。
小さいお子様がいるご家庭で、障子を嫌い理由はこれが原因でしょう。

ワーロン紙というプラスティック製の紙のようなものを使って解決できるようになりました。

② 貼り換えるのがめんどう
一般の障子は年数が経つと紫外線で焼けて黄ばんでくる。定期的に貼り換えるのが面倒といえば面倒でした。 ただ、現代は複層のLow-Eガラスを用いるので、紫外線の透過も非常に抑えられていて、黄ばみは起きにくくなりました。

 

相模 稔
代表取締役

相模 稔

オガスタの社長。 工務店経営のほか講演活動なども行う。 アメブロ「おーがにっくな家ブログ」もよろしく。

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