全熱交換換気扇のおすすめ
住宅の冷暖房エネルギーの減少=燃費性能を上げていくにはどうしたらいいか?
壁も天井も断熱材を厚くする。サッシもなるべくいいものを使ったほうがいい。
建物の断熱性を上げればいい。ここまではすぐわかる。
そして最後にメスをいれるとなると「換気での熱ロス」です。
冬になると暖房器具を動かす。当然サッシを閉めきります。
人間が生活していていれば息をする。おならもすることだろう。
CO2濃度や匂いで空気が汚染されるから、外の空気と入れ替えてやろう。それが換気である。
窓を1cm程度開けておけば空気も入れ替わるが、調整が難しくうまくいかないから換気扇を動かすほうが確実です。それが計画換気ということです。
しかし、室内が20℃で、外の空気が0℃だとする。
せっかく暖房して暖まった空気を外に出し、0℃の空気を中に入れることになる。
高性能住宅になると、この換気からの熱ロスがもったいない。ということになります。
そこで登場するのが「熱交換換気扇」です。 室内の20℃の排気の熱を、ゼロ℃の外気に移し替えて、18℃で室内に給気されます。 この90%の熱交換により、暖房エネルギーの大幅な節約が可能になっています。 低燃費住宅の必須アイテムです。
湿度も調整します
さらにこの換気扇は、「水蒸気」も交換します。
やはり冷暖房のシーズンに効果的です。 冬の外気温は低いので絶対湿度が低い。
それが室内に吸気され暖房されれば相対湿度が低下する。いわゆる「過乾燥」です。何も無策で全館暖房となると、湿度が30%程度まで下がって肌がガサガサになってしまう。それとインフルエンザウィルス増加の原因にもなってしまう。
この換気扇の湿度の交換率(潜熱交換率)は67%で、従来のものと比べて高性能です。
排気で逃げるはずの湿度の2/3は室内にとどめてくれる。
新潟の冬であれば、加湿器無しでも理想的な湿度に保ってくれることが期待できます。
このグラフは 「金衛町の家」の真冬の3日分の温度と湿度の変化です。
上の段の2本が リビングと寝室の湿度の変化です。快適ゾーンの40~60%の間で湿度の変化がビシッと安定していることが証明できております。
波形が全然が違います。
空気清浄機能も
外気を給気する際に、フィルターで漉すので、花粉などは90%以上除去されます。(アップグレードすれば、PM2.5など除去できます。)
冷気を入れずに光熱費削減・ 湿度の安定 ・ 空気の清浄化。
空気を健康的に改善する全熱交換換気扇の メリットはこの3つです。