生垣の見本ができました

庭・外構
相模 稔相模 稔

生垣の見本ができました。

新事務所はサイクルロードに長く接しています。
当初想定しているより、行きかう人が多いです。
通行人と社屋を緩く緑の生垣で遮蔽しました。

中にいる我々からすれば、落ち着きを。
外を行きかう人にとっては潤いを。

オガスタのお客さんにとってみれば、生け垣のサンプル見本として、
樹種ごとでの印象の違いを確認できます。

生垣は目線を遮蔽するように、常緑樹を選んでおります。
事務所の生垣は、オガスタで良く用いる、複数の樹種を選んで植えました。

樹種の選び方:

葉の密度が濃いと、視線の隠ぺい性が強まりますが、軽やかさは無くなります。
生垣の用途をまずは考えて、日あたりの状況と、お好みで選べばよいでしょう。

用途とは:
例えば 風の特に強い立地なのでどうしよう。ということです。
今回は植えておりませんが、風に一番強いものとしてウバメガシを上げることができます。


シラカシ:
葉っぱがとがっていてすっきりした印象。
最初は葉の密度が荒いが、2年程度経過し、根が張ると密集するようになります。
とがった葉っぱの形が好きな人に向きます。 風にやや弱いので風が強いところは控えます。


サザンカ:
冬の終わりにピンク色の花が咲きます。
風への抵抗力、密度などバランスも良い。 花の咲く木が好きな方へ。(その後、成長の進展が芳しくありません。 新潟の気候に合わないのか、お勧めしません)


モッコク:
丸い葉っぱに光沢があり、新葉が赤味を帯びます。
あまり密度が高くならないので品のある印象。和でも洋でも合います。


カナメモチ
全体が赤くなる品種をレッドロビンという名称で、洋風建築ではよく使われておりました。成長が早く、密度も濃くなります。新芽が赤くて華やかな印象になる。


マサキ:
葉の密度が高く、風にも強く非常に丈夫な樹木です。
かつて新潟において定番ともいえるほど使われていました。

あえて いろいろな種類をMIXするのも華やかでいいですよ。

相模 稔
代表取締役

相模 稔

オガスタの社長。 工務店経営のほか講演活動なども行う。 アメブロ「おーがにっくな家ブログ」もよろしく。

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