消費税増税を、住宅を建てる理由にしない。
消費税が8%10%に上がることが確実になってから、緩やかに駆け込み需要が盛り上がってきたと、ちょっと前に記事にしております。
しかしながらですよ、
増税や補助金、金利などの外的な要因は、ひとまず頭の外に置いておいて、
住宅取得は、自らの内なるつくる理由と都合から導かれるべきと思います。
子供がまだいない。 じゃぁ子供ができてからでもいいじゃないですか?
転勤が今度の春にならないとはっきりしない。 じゃぁ春になって考えればいい。
社宅に安く入っていられる。 じゃぁ家を建てる必要すらないかもしれませんね。
皆様、さまざまな家庭の事情というものがありますから、事情に応じて急ぐのか急がないのかスケジュールを決めるのが肝心です。
「住みたい時が建て頃」とはよく言ったものです。
たかだか消費税が2%上がることでがたがたしない。 これが結論です。
これはさまざまなFP(フィナンシャルプランナー)も、同様のご意見を発信しているほうが圧倒的に多いです。
話を広げちゃいますが、消費税よりも金利動向のほうが大きい気がします。
(そういう観点だと、今の市中金利は狂ったように安いわけですが・・・)
今後の中期的なテーマとしては、欧州の経済危機と財政破たんが日本への飛び火するのかどうか。すなわち、日本の財政破たんと金利の上昇というシナリオに対する議論が盛り上がっております。
それと絡めて、融資を組むならば固定金利なのか、変動金利なのかという議論もあります。
これには専門家でも意見が割れるところではあります。
この分野は答えもないのにきりがなく深くなりそうだからこの辺でやめておきます。
さて最後に・・・・。
住宅取得に合わせて、家計の健全化を進めましょう
これは文句なしにいいことです。
頭金の積み上げを計画的にする。
(極論を言えばたとえ高金利になろうがキャッシュで建てるならば関係ない。
特にデフレ経済下では、キャッシュを持っている人のほうが がぜん有利)
無駄な固定費の見直しをかける。(保険・通信・趣向品・習い事など)
通いもしない会員制のなんたら とか、オークションもしなくなったのにYahooの会員資格に毎月払っていたり、こうした固定費ってのは一番よろしくない。
スマホを格安会社に乗り換えるだけで年間で恐ろしいほど変わってきます。
保険も同様ですね。 絶対に元が取れないようにできてますから、入りすぎは禁物。
計画の遅い早いに関わらず取り組んでいきたい分野ですね。