木の材質により床の表面温度が温かくなるということはもちろんありません。
ただし、木にはそれぞれの熱伝導率があり、熱の伝わりにくいものと伝わりにくいものとがあります。比較的柔らかい針葉樹系のフロアは、熱が伝わりにくく足裏にぬくもりは感じるのですが、傷はつきやすいといえます。
一方で広葉樹系は硬いので傷つきにくいのですが、比較で言えば床が冷たいと感じやすい。そこで、床下に暖房するなどして快適に過ごせるようにするとよい結果になります。
いずれにしろ、床の選定で雰囲気がまるで変わった空間になりますので、好みを優先するとよろしいでしょう。