青色と蘭がテーマ「浜浦町の家」
青色と蘭がテーマ
設計/川﨑雄介 監督/波潟靖
- コンセプト
- 施主様が選んだ土地は関屋分水近くの狭小地。敷地は東西南と住宅に囲まれ日射条件は不利。明るい家をお望みの施主様の要望に応え、吹き抜けを設けて自然光を取り入れる設計に。テーマの「青色と蘭」にこだわったコーディネートで、明るい内装に仕上げた。
- 外観
- 外観は杉板縦張りをビターチョコレート色に着色。個性的ではあるが色彩が抑えられていてうるさくない外観。2階の一部をピロティとして雨に当たらない軒下空間をめぐらす。玄関ドアはシンプルにタモ材で製作。
- 内部空間
- 吹き抜けから光が落ちる。日の光を一番受ける壁は、蘭をあしらった青いからかみ貼り仕上。その下には、香蘭社の有田焼ペンダントライトを3灯。この部分が一番の見せ場となるので、それ以外の部分は、木目の少ない床材や白で、あまり主張しないもので取りまとめている。2階と、その上のロフト部も吹き抜けでつながるので、小さい家ではあるが窮屈感は無い家になった。