街並みをつくる。「小新大通の家B」
街並みをつくる。
基本設計/相模稔 実施設計/阿部誠治 監督/小林秀昭
- コンセプト
- お客様が見つけてきてくれた土地は小新インター降りてすぐの団地。
すでに小新大通りの家Aの建つ一本脇の通りに60坪x2区画並び。事務所からほど近かったのでオガスタもお隣を買わせてもらってモデルハウスにしました。2軒同時の計画なので外構計画を有機的に一体で処理して、非常に広く感じる印象になった。そして街並みが変わった。
- 外観
- 南面の日射遮蔽を考慮したパッシブな設計パターン。西側の下屋は親のための部屋。駐車場とリビングは植栽で隔て、自然石で土止めを。
- 内部空間
- 玄関を入ると目につく正面の壁は、無垢の板を手斧で殴ったような模様をつけたものをあしらった。
リビングの引込の障子と濡れ縁は定番的な処理。東側奥に吹き抜けがあり室内に光が加わる。2階は、ラワンべニアに蜜蝋ワックスという超ローコストの仕上げ。子供が落ち着いたら上から無垢フロアを張っていいように納まっている。最小限の2世帯住宅。スペースの活用密度、コストと質感の調和を突き詰めた住宅です。