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丸山の平屋

阿部 誠治阿部 誠治
建て方を終え、内部の下地工事が進行中の「丸山の平屋」
昨晩から降り始めた雪が屋根を覆い、白い防水紙を纏った壁とともに純白のボリュームとなって150坪ほどの敷地に納まっていた。
完成形とは真逆の色彩にしばし足を止めて見入ってしまった。

樹齢数十年の樹木が豊富にある恵まれた環境

幹線道路へのアクセスがよく、静かな集落の一角に見つけた150坪ほどの敷地。

樹齢数十年の桜の木など所狭しと植えられた樹木や草花。土地の価格も周辺に比較して安く、静かで居住環境がよいため引き合いが絶えなかったらしい。

売地看板を出しておきながらもこの土地を手放さなかった理由

江南区丸山の周辺を居住地にしたい。と候補地を定めた建主さんがこの土地に出会うまでそれほど時間はかかりませんでした。

建主さんから、「見てほしい土地がある」と依頼をうけてすぐに駆け付けました。

小高い砂丘地帯に形成された昔ながらの集落であるため地盤がよさそうだ。幹線道路にアクセスがよく静かな居住環境であり公園も徒歩圏にある。周囲を見渡してもメカメカZEHの巨大片流れ住宅がない。

そしてなにより、既存の熟成された樹木と良好な日射条件が理想的な居住環境を作り出してくれると感じました。

「可能な限り樹木をのこしながら建物を計画するとすごくいい家がつくれそうだ」

そう伝えたところ、この土地に運命的な出会いを感じていた奥さんはとても喜んでくれました。

喜んでくれたのは売主さんも同じで既存の樹木、特に桜に思い入れがあったそうです。子供が生まれたときに植えて、かれこれ30年以上大事に育ててきたそう。この土地を買いたいと引き合いは絶えなかったが、樹木を残したいという買主は現れなかった。

これが土地を手放さなかった理由だよ。と聞きました。

とは言ってみたものの結構大変w

計画の際には既存の樹木を回避するように配置をスタディしましたが、どうしても何本かは建物にかかってくる。

例えばこのでっかい椿。170cmくらいの人との比較するとこんな感じ。

やさしく根回しをしまして~

ゆんぼ+2メンでひっぱる!

やっとこさで移動できました。

造園屋さん大変なことしてもらいましてありがとうございました。

誰もが一度は憧れるが実際はなかなか実現できない平屋。

羨ますぃ~

 

 

 

 

売地の看板を立ててからというもの購入希望者はあとを絶たなかったらしいこの敷地を見つけてきた
阿部 誠治
設計部

阿部 誠治

設計部 部長 一級建築士

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