食器洗い機はドイツ製品かリンナイを選ぶべし
阿部くんちはガゲナウというドイツ製の食器洗い機を導入したが、大変に満足している。
一番日本のキッチンで売れているのは45cm幅のパナソニック製だと思いますが、どうちがうのだろうか?
①60cmの大容量。
阿部くんちは共稼ぎで、今までは阿部君が食器を手洗いするのが役割であった。
新築では家事労働削減につながるアイテムを積極導入した。
夫婦二人分ということもあるが、1日1回での運転で足りている。
それも鍋フライパンなど丸ごと入れてボタンポンである。
共稼ぎ夫婦の願いは叶い、家事労働削減に成功しました。
西洋人の食器は洋皿主体でスタッキングが容易で整理しやすい。
日本人の食器は現実的には様々な形状のものがあって、うまく並べず場所を取る。
常識的には「一般家庭用は45cm幅」ということのようだが、60cm幅を導入することのメリットは大きいと考えます。
②ダブル洗浄
上下のラックも洗えるようにならねばならないけど、下からだけの温水吹き出しだと、下の食器に妨げられて、上の段の食器が洗えないことになる。
その点、ドイツ製は上下ダブル洗浄で完璧です。
国内家電メーカーで食器洗い機を作っているのは、パナソニック・リンナイ・三菱電機に限られるようで、パナソ・三菱は下から洗浄水を噴き上げるだけで不合格です。
(わが家が入れ替えてから そのことを知り ガックリした 涙)
リンナイは「タワー洗浄」方式を採用していて全体に水は行き届く。
「スチーム洗浄」も加わって、洗浄がうまくいくように見える。
あ~~。リンナイにすればよかった。
そして、リンナイは60cmタイプも揃っている。
容量は45cmより幅は幾分増えるが、浅型タイプなので実容量はさほどでもなく、45cmタイプの深型と同等であろう。 まあまあ、セカンドベストな選択肢か?
食器洗い機へ投資せよ
奥様は食器洗い機に関心が及ばないようです。
(わたしも痛い目に遭う前は興味を持たなかったわけですが)、
どちらかというと目につく換気扇の方に関心が行くようです
「自動洗浄できるレンジフード」にしたい。」と希望する方が先般ありました。クリナップのショールームので卓越したプレゼンテーションを見ると 思わずご指名したくなるようです。
「それはそれで結構ですが、結構いい値段しますよ。
それに投資する追加予算があるのでしたら、食器洗い機に投資したほうがいいんじゃないでしょうか?
フードは汚れ防止の不織布などを利用もできますし、毎度毎度お掃除しているわけじゃないですよね。食器洗いは毎度毎度ですよ。」 そうアドバイスいたしました。
「使える」理想を言えばドイツ製の食器洗い機を選びたいところです。
私らの場合は、オリジナルで製作するケースも増えてきて、その場合は外国製品だろうが自由に機種を選ぶことができる。
事務所に届いた、AEG(アー・エー・ゲー)の食器洗い機。これは今週末開催の完成内覧会「さつき野の家」に納められました。
ご来場者は現物を見ると納得なさることでしょう。
同じくミーレ製も古くから日本での実績が豊富で間違いのない選択です。
ガデナウ・AEG・ミーレ、製造元が一緒でOEM供給しているのでしょうか?
それぞれ似たような内容でどれでも大差はなさそうです。
オーガニックスタジオ新潟の標準採用メーカーである、ウッドワンでもミーレ製は60cmと45cm(深型)両方選ぶことができる。
もちろん、上下のラックも洗えるダブル洗浄である。
調べる限り、理想的です。
ウッドワン商品開発部のスタッフの選球眼は素晴らしいと思いました。
家電王国ニッポンといえどもすべてがすごいというわけではない。
食器洗い機においてはドイツ製品に大差がつけられている気がしました。
問題があるとすれば導入コストでしょう。
はっきり言って 「いいものはそれなりの値段がする」
P社の45cmタイプを基準にして、リンナイの60cm浅型が10万円UP
ドイツ製大型60cmで30万UP ってのが価格の目安でしょう。
もう一つ、ドイツ製の機種の60cm幅の場合、排水が横出しになるので、
オールスライド収納の採用が不可で、開き戸タイプだけになります。
メンテ対応は、あくまでドイツ製品だから基板交換などの修理の際には、国産よりは高くなるのはあるていど覚悟です。
以上のことが気になる、無難に国産派の方は、リンナイってことになるようです。
以上、私の私見ではありますが、食器洗い機の調査報告をまとめさせてもらいました。
ご参考になさってください。
追記:2017年12月:
同じく 「家事労働削減アイテム」として評判がいいのが、
「ガス衣類乾燥機」です。
この2つの使ってみての感想を、オガスタ住宅にお住いの奥さまがコラムに書いてます。