黒いハコの、白い部屋「分水の家」
黒いハコの、白い部屋「分水の家」
設計/maヤマシタマコト 監督/波潟靖
- コンセプト
- 分水の市街地、ゆったりした区画の住宅街に立つ。
ダークな外観と、真っ白く明るい室内のコントラストが特徴。
- 外観
- 銀黒のガルバでくるんだ控えめな外観。縦に並んだ大きな引き違いサッシが特徴的。
道路側にはシンプルな切妻屋根を見せる。西面なので、窓は最小限に抑えました。
玄関まわりのみ、外壁をそとん壁にしました。一階窓の庇は壁から約70cm出ており、夏の陽射しを遮ります。
- 内観
- 自転車も入る広い玄関土間。正面の引戸の向こうは玄関収納となっている。
一階の主室は20帖。友人を招くことが多いということで、オープンな構成になっている。開口部は断熱ブラインドで光と熱をコントロール。庭には木塀を立てて、隣家の目隠し 兼 植栽の背景としました。3帖の大きさの吹抜けから充分な光が入ります。屋根の軒は1m出してあり、夏の直射日光を遮ります。主室が明るいので、畳コーナーの窓はあえて控えめにし、落ち着いた雰囲気に。
- 外構
- 庭木は、同時進行している他の現場から樹木を譲り受け、移植させていただきました。