OWNERS COLUMN & INTERVIEW

オーナーズコラム&インタビュー

vol.14 庭始動

自然と暮らす
りえりえ

今年も庭計画の作業が始動

段々と夏も近づいてきましたね。
我が家はついに、やっと…というべきか。庭づくりを開始しました。

さあ!今年はやるぞ!
と気合いが入っていたわりには、時間がなかなか作れず、知り合いの造園屋さんに
「あの〜、相談にのってもらえませんか?」と連絡したのは5月中旬。
敷地計画をお見せしながら、どんな木をどのくらい植えればよいのか相談です。


↑我が家の敷地計画。すこしずつ、気長に自分たちの手で造っていきます。

まずは遮蔽も兼ねて道路側から取り組むことにしました。


↑今回は青い枠のエリアの一部に木を植えました。本を読んでいて“いいな”と思った樹木を植えたいエリア近くに手当たり次第書き込んでいます。

以前は「数百円の苗木を何本も植えて、間引きながら育てていこうか。」なんて話しもしていたのですが、

「1m以上の木を植えないと、新潟の冬はなかなか越せないですね。」というアドバイスに実感を持ってうなずく私たち。今年の大雪は私たちの考えを大きく変えさせるものでした。1m以上となると金額も高くなりますので、何本も植えられません。地道に数本ずつ植えて行く事にしました。


↑いつも相談に乗っていただいているYATOICHI造園さん。何本くらい植えると良いか相談です。

さて、今回植える青枠のエリアは、家の中から見た時、外の風景が秋になると紅葉でとても美しくなるところです。その景色を毎年眺めながら、庭にも紅葉する木を植えて、遠くの景色と一緒に見える様にしたら美しいだろうな〜。と、いつも思っていました。「なるべく周りの自然と繋がる様にこの周辺でよく見る木を参考に樹種を選びましょう。」とアドバイスを受けて、樹種を選んでいただきました。(その土地でよく見る植物は、その環境にあっている為、丈夫で元気に育ちやすいということでもあるようです。)


↑キッチンからの眺め。秋になるとこの窓から紅葉を見ることができます。

選んでいただいた樹種は
・イロハモミジ
・ハウチワカエデ
・メグスリノキ
この3種類は「すべて同じカエデ科なので馴染みますよ。」と造園屋さん。

子供たちにも記念樹を

それからもう3本。
今年の4月に小学生になったムスメと、ようちえんに入ったぼうずに、
祖父母から「好きな木を選びなさい。」と記念樹をプレゼントしてもらいました。

ムスメに相談すると「桜の木の下でお団子を食べたい」と植栽のその後まで、はっきりとした回答をもらいましたので、桜の木を植える事にしました。
もちろん、周りの自然と合わせて品種はヤマザクラです。

食いしん坊のぼうずには、栗の木を選びました。
こちらは食べる事を優先して品種は「ぽろたん」と「ぽろすけ」にしました。
こちらの品種「渋皮がぽろっと剥ける品種で話題だよ」と私の母から耳より情報をもらい、こちらの品種を選びました。栗は同じ品種の花粉では実がつきにくい性質をもつため、花粉用に別の品種を植えなくてはいけないとのことでたくさん実がつく様にと2品種の栗を植えることにしました。


↑「木が準備できましたよ。」と連絡をいただき、軽トラで取りに行きました。株立ちしたりっぱなハウチワカエデ。


↑子ども達、遊びがてら、時に邪魔をしながら、やりたいことだけをはりきってお手伝いしてくれました。

木を植える位置は家から見て人工物(小屋や電柱)が隠れる位置に植える事にしました。
「起伏があるといいですよ」と言われていたので、以前、木を植える時に山砂を4tトラックいっぱい分購入した残りの砂山にそのまま植えました。
山砂とホームセンターで買った牛ふん堆肥を混ぜて植えます。


「6月中旬までは植えられますよ。」と言われて、なんとかギリギリ6月中旬までに植え終え、梅雨で雨が降れば水やりをしなくて済むし、いい時期に植えたわ〜。なんて、軽く考えていたのですが、そう思う様にはいかず、なかなか降ってくれませんね…雨…。
そんなわけで、ヤギの世話のように朝と夕、早起きをしてはせっせっと水やりをする日々です。

もう少しで七夕、もし短冊を渡されて、今一番の願い事を書くならば「無事、根付きますように。」と書くと思います。

「どうか無事に根付きますように!」

りえ

りえ

三条の山裾680坪の広大な敷地の小さな山荘に暮らす30代主婦。夫はアウトドアメーカー勤めの、おっとり系アウトドア派。2人のこども、2頭のヤギで繰り広げる、新潟の四季と暮らす生活を綴ります。

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