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「月岡の平屋」みどころまとめ

阿部 誠治阿部 誠治

月岡の平屋 10/28(日)新発田市本田丁にて内覧会を開催します。

新発田エリアで久しぶりの内覧会

近頃は新潟市での内覧会がつづきましたが、久しぶりの新発田エリアでの開催です。
場所は月岡にほど近い、新発田市本田丁。敷地内に市島邸の案内看板があります。

あこがれの平屋暮らし

このところじわじわと増えてきている平屋建ての住宅。誰しも一度は憧れるものですが、敷地的な制約、資金的な制約からあきらめざるを得ないのが平屋です。我が家も平屋にしたかったなぁ・・・
敷地面積が150坪もあるので平屋にしても十分な庭が確保できます。地面とのつながりが強くなっていいですよねぇ平屋!正直羨ましい!

「孫世代まで引き継げる住宅を」つくりたい

一級建築士である建主の要望は多々ありましたが核となるのはこの点でした。
長寿命の家にするためには基本性能をしっかりと確保することが最も重要だと認識しています。その辺はいつも通りで満たすことですし、加えて風土性、突飛でなく地域に馴染む形態、素材の使い方が求められました。
一方で建主はガルバリウム屋根ですっきりみせたい。そんな矛盾するような要望もあったのですが、長寿命の観点、周辺環境を鑑みても安田瓦を載せることがより自然なのではないですか。
とお話しし、納得していただきました。

3世代でのびのび暮らす。

当初は2階建てで提案をしており、それぞれの世代を階別でゾーニングしていましたが、

その後、敷地とのバランスも考慮し平屋に検討しなおした経緯があります。
平屋だからこそできるリビングの勾配天井には羽目板を張って仕上げました。
明るい場所、光が程よく抑えられた場所があり居心地がよさそうです。
キッチンからは庭が一望できるので調理も気持ちがいいと思います。

くらしの中心には大きなオリジナルキッチンを。

オリジナルで制作したペニンシュラキッチンがあります。
奥行を広く確保し、食事をサッと済ませるためのカウンターとしています。
家事負担軽減のための大型食洗器ミーレも入っています。

大きな書斎コーナー

大きな書斎コーナーもつくりました。
3m幅のおおきなカウンター。家族みんなで使えます。
外の樹木が茂るとすごく気持ちの良いものになりそうです。
床は一部にブラックウォールナットの床材を使っています。ブラックウォールナットは無垢床の中でもトップクラスの人気ですね。
黒光りしていてスタイリッシュなところが受けるのでしょうか。
銘木関係でいうと、もうひとつありました。
アフリカンチークの皺杢が入った珍しい材料を式台に使っています。
渋いです。木材フェチなひとはヨダレたらしそうです(笑)

近隣に好影響を与える住宅を

せっかくその場所に立つのだから周辺環境をよくしたり、近隣の方からも喜ばれるような住宅をつくりたいと常々思っています。
工事中に近所の方から「いいねぇ」「この木は何だい?我が家にも植えたいなぁ」など声をかけていただけて嬉しかったです。早速、月岡の平屋をきっかけにして近隣の方から新築のご依頼をいただきました。至近の場所で来春着工予定。ありがとうございます。
手の届きそうなほど低い軒先はリズミカルに波打つ安田瓦。
是非この機会に実物をご体感いただければと思います。
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敷地面積:500㎡(150坪)
床面積:120.64㎡(36.5坪)
建築面積:141.97㎡(43.0坪)
木造平屋建て
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阿部 誠治
設計部

阿部 誠治

設計部 部長 一級建築士

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