寺泊といえば、新潟の海を強く感じることができる魅力的なエリアです。
海産物のお店が並ぶ寺泊市場を核として、
近くには良寛様が住んでいた五合庵もあるし、
さらに弥彦方面に行けば、 新潟最古の農家 旧武石家住宅もありますね。
絶景のシーサイドラインも新潟を代表するドライブコースで、
関東方面からの旅行者は必ず訪れる、
特に夏の休日になると大変に賑わう観光エリアです。
完成物件の概要
寺泊市場から少し大河津分水方面に行ったところの住宅街で、
広々した敷地での建て替えのご計画です。
今回の設計は、久しぶりに相模が基本設計をさせてもらって、
飯塚さんが赤ペン先生で少し直してもらったプランになります。
広々敷地なので、大胆に建物間口を7間半のワイドなプランです。
ダイナミックな広がりがあることと、
暖房エネルギーを少なくできること。
そして何より、外とのつながりを強くすることで、
庭により親しみ触れることができます。
海も近いとので、夏になれば「陸海風」の影響で、
窓を開けていれば、夜はエアコンいらずで通風だけで
過ごすことができる期待がされます。
(海の家はエアコンいらずですね)
だから南北の通風も配慮した設計です。
屋根を切妻にするのか大屋根にするか悩みましたが、
玄関の空間と絡めて傾斜天井にして
ダイナミックな内部空間を作りたいということになり
大屋根になりました。
雨どいなしで大胆に広がる土庇が半外空間を作り出し、
雨落ちを介して庭とつながる和の建築手法を
現代流にアレンジしております。
また、敷地内にビオトープを設けて
雨水がいちどそこに自然にたまるような庭になってます。
数年先には植栽が繁茂し、熟成する庭となるでしょう。
ご予約よろしくお願いいたします
開催が来週なりまして、
告知の余裕がありませんでしたが
皆様、早春の寺泊観光を兼ねて
ぜひ足を運んでいただけたら幸いです。
ご予約はリンク先の 予約フォームよりお願いします。