設計のスタートは敷地調査から
弊社では、設計申し込みをいただいてから設計をスタートします。
まずは敷地調査から。
敷地条件がまったく同じ土地などありません。
調査して諸条件をクリアにし、
その場所にベストな答えがだせるよう計画します。
何を調査するか
多岐にわたります。
方位、交通事情、周辺建物や駐車場、道路幅員、インフラ、法規関係などなど・・・
現在はネットでかなりのことが調べられます。
グーグルアースなど使いつつ、事前に可能な限り情報を調べます。
現地では、その場でないと感じられないことを中心に調査します。
周辺建物の詳細な位置、高さ、抜け、借景など。
また敷地の周辺を散歩して、街並み・雰囲気を感じるようにします。
古い建物は一見の価値あり
敷地周辺の古い建物を探すようにしています。
その土地の気候条件に長年耐えてきた建物。
リアルな経年変化をみて、素材の選定や耐久性に配慮するための参考とします。
地産材による素材使いなども発見できます。
植生もみることができます。
今回は敷地近くに一般公開している武家屋敷があったので見学してきました。
様々な要素をあたまに詰め込んで、検討しながら消化・吸収していきます。