建替えとは解体の仕方が違います
建替えによる新築の場合、
いわゆる更地状態にする場合がほとんどです。
建物はすべて解体し、基礎や配管、外構の土間コンクリートなど、
埋設物や外構要素も壊します。
リノベーション工事における解体は、
建物の構造部を残して、他を解体します。
こんな感じですすみます。
まず解体作業用の足場をかけます。
次に内部の仕上げをはがしていきます。
多くの場合、手作業での解体です。
内部の仕上げをはがした状態。
この後外壁をはがして、構造体だけの状態にします。
大きな重機を入れて解体することが困難なため、
外構要素は残す場合が多いです。
費用は、全解体+更地にした場合の半分程度となります。
解体後は要チェックです
解体後、家の骨組みがあらわになります。
このタイミングで、シロアリ被害がないか、雨漏りによる構造体の腐朽がないか、
などをチェックします。
何か異常があれば、このタイミングで補修。
お施主さんにも現地を確認してもらいます。
↑状態を説明する小林監督。
事前に床下へもぐったり、天井裏にあがって調査していますが、
非破壊での調査には限界があります。
解体後は、リノベーション工事において非常に重要な場面です。