小高い丘の団地のオアシス「寺尾の家」
小高い丘の団地のオアシス
設計/川﨑 監督/小林秀昭
- コンセプト
- 施主様はスタンダードな路線を希望された。海からほど近い小高い丘の上の住宅地。ミニ分譲地の一番入り口にあたる場所で、公園が目の前・3面道路という条件のご計画。団地に向かう人が目にする場所であろうということで、ちょっとしたオアシス的な雰囲気を。
- 外観
- 木製製作玄関ドアと、銀黒のガルバリウムで印象深い外観。
車両2台分の駐車スペースと30坪の総2階、そして南面した庭という構成。
- 内部空間
- リビングダイニングは南面していて、通行視線は遮蔽されるがルーバーで程よく透けている。
家具類はレッドオーク。全体の木質感を統一している。リビングと同じ内装の4畳半の畳の間が繋がり、いざ宿泊の際には奥にしまってある障子を立て込むことができる工夫が。
- 外構
- 南道路の視線を排除するルーバーと、バルコニーのルーバーが一体で処理されている。土留めは御影石。駐車スペースも可能なだけ自然に処理しています。
3年後には熊笹がこんもりと、玄関ポーチの際を隠してくれるはず。