コロナ共存時代の住宅① 庭の価値上昇

庭・外構
相模 稔相模 稔

これからも人類は疫病と共存していかねばならない

冬になると風邪やインフルエンザに、毎年のように掛かっていた人と、
生まれて1度も風邪をひいたことすらない人もいらっしゃる。

かつて風邪をひいていたことのある人は、
実は、コロナウィルスに感染していたケースが多い。
今回のコロナウイルスはその新型で、より凶暴になっているだけとも言えます。
だから、風邪をひきやすい人は、特に注意したほうが良いでしょう。

つまりは 出歩かない。ステイ・アット・ホームです。

ウイルス性の疾患は、一度感染すれば体の中に抗体はできるけれど、残念ながら半年位で有効性がなくなるそうです。だから、インフルエンザのワクチンは毎年接種するわけで、今後は今年流行しそうな型の、インフルエンザとコロナの混合ワクチンを、毎年予防接種するようになることでしょう。

つまり何が言いたいかというと、
新型コロナウィルスは、インフルエンザの質の悪いような伝染病で、
毎年のように発生する可能性が高いこと。
新型コロナと共存して、人類は再活動していくことになりそうです。

そうした未来の暮らしのにおいて、住宅の重要性が再定義されているように思います。
回を分けて、住宅設計において、
重要性が増した要素を整理してご紹介したいと思います。

庭を楽しめる家

リモートワークをするケースが増えてくると、
通勤に費やしていた時間が減り、
さらに、外出頻度も以前よりは減るために、
時間が家にいる時間が増えてくる。
そうなると1番株が上がりそうなのが「庭」ですね。

(フォオコン応募作品から抽出)

フォトコンテストを実施すると、庭遊びやお外での楽しい風景を送ってくるお客様が実に多いのです。だって、見るからに楽しそうで、気持ちよさそう。

ゴールデンウィークは遠出をして楽しんでいたのは、去年までの話。

2020年は ステイ・アット・ホーム になりそうです。

家の中で籠ってばかりいると、精神まで不健康になってしまう。

この時期だとおススメは「庭いじり」  植物を育ててみましょう。

外での活動になるので、ストレス解消にもなります。

あえて手間ひまのかかるものをやってみるのもよいでしょう。
草花(いわゆるガーデニング)や、家庭菜園はやりがいが増してきてます。

花ものは切り花にして、家の中を美しく飾ることにもなるし、
家庭菜園は、食の安全性の観点から、より注目されてくることでしょう。

相模 稔
代表取締役

相模 稔

オガスタの社長。 工務店経営のほか講演活動なども行う。 アメブロ「おーがにっくな家ブログ」もよろしく。

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