風+陽+景観を我が物とする。「赤塚の家A」
風+陽+景観を我が物とする。
基本設計/相模稔
- コンセプト
- 夏は西日を避け冬にはめいいっぱい光を取り込む。冬の防風をいなして安全に暮らす。
そして、リビングに入ると真っ先に眼下に広がる角田山。豊かな春夏秋冬の景観を内部に取り込みます。 敷地の要求する案件を素直に、外構と一体に設計しました。
- 外観
- 英国人のお客様から伝えられたのは、「越後の山のふもとにひっそりと立つ民家」が理想像。普遍的な「越後の家」のスタンダードにするべく、安堵感のある造形を模索し、素材面でも火山灰の白壁と杉板のコンビネーションと、和瓦を用いて表現しました。
- 内部空間
- 珪藻土の壁・アッシュの床・ヨシズ天井。すべて上質感のある自然素材。主役の薪ストーブ、造作の書斎、ぬくもりのある手漉き和紙の和室などの空間的要素のすべてが「品のある上質さ」を構成する。
- 植栽
- ケヤキ・タブノキ・モッコク・カエデ・モミジ・ツツジ・ツリバナマユミ・ナツハゼ・シロヤマブキ・アジサイ・シラン・オオバギボウシ・小熊笹