8月上旬に上棟した「五十嵐の家D」、
11月末にお引渡しとなりました。
8月当時のブログが → こちら
昔からオガスタの板金工事をしていただいている方の住まいと、
その隣に奥さんが新たに開店するお魚屋さんを建てるという、
オガスタ史上初めてづくしの物件となりました。
サルキジーヌさんとの初コラボ
住宅は設計施工オガスタ。
お魚屋さんは施工はオガスタ、設計デザインはサルキジーヌという、
初のサルキジーヌさんとのコラボ物件でした。
店舗も多く手掛けるサルキジーヌさんから、
店舗ならではのノウハウをいろいろと教えていただき、
オガスタにはなかった素材感や色使い、デザインを学びました。
新潟市秋葉区にあるサル、キジ、イヌの謎の集団にご興味ある方、
ぜひ検索してみてください。
住宅の見所!
住宅の見所は何と言っても、
外壁の黒塗装杉板の縦スノコ張り。
巾の異なるスギ板をランダムに隙間を空けながら貼ってみました。
初の試みでしたが、いつものスギ板押し縁仕上げと比べ、
表面の凹凸が少ないのでスッキリとした印象になりました。
このスギ板、施主さん自身で施工されているのですが、
ご主人のこだわりで、スギ板を留めている釘の鈍色の頭が目立たないよう、
奥さんが汗をかきながら、1個1個黒く塗っていた時には、大変驚きました。
店舗の見所①!
お魚屋さんの見所は何と言っても、床の色!
お客様が来店されるスペースの床は真っ赤に塗装しました。
コンクリートの上に6回ほど重ね塗りをして、
やっとこの赤さを出しています。
仕上がったときには、正直、本当にこの色でいいのだろうかと不安になりましたが、
奥さんの「今までにないお魚屋さんにしたいんです!」という言葉を信じて、工事を進めました。
設備等を置いて、いざ開店してみると、不思議と赤さが目立ち過ぎず、
店内の活気を演出しており、大正解の色味だったのではないでしょうか。
皆様もお店に行かれた際は、是非、足元にご注目ください。
店舗の見所②!
続いての見所は店舗入り口の、看板がある壁。
壁の仕上げはお魚屋さんにちなんで、
銅板金をうろこ状に折って、張り上げています。
これも施主施工。
銅板を四角く、1枚1枚手作業で折ってきて、
それを現場で張り合わせていくという、
とてつもなく根気のいる作業でしたが、
張りあがってみるとまさに魚の鱗。
板金の折り方は、ご主人に受け継がれている秘伝の書に記されていたそうです。
皆さんも間近でその仕上がりを見ることができますので、看板にもご注目ください。
※ 銅なので素手で触れるとその部分が変色してしまいます。
眺めるだけで触らないようにしてください。
お魚屋秋ちゃん、無事開店しました!
施主さんご家族のこだわりがつまりにつまった、
お魚屋秋ちゃん、12月14日から既にオープンしています。
無事にオープンを迎えることができ、私もほっと一安心。
昨日買った、キハダマグロとアマダイの刺身、最高でした。
他、鮭の焼き付けなど、加工された魚たちも豊富なので、皆様もお近くにいらした際は、
その晩の食卓に、一品いかがでしょうか。
OBさんたちも 『こちら』 を目指して、是非いらしてください。
よろしくお願いします!