上棟しました
「佐渡見の家」が無事上棟しました。
難易度の高い形状で規模も大きめの建物ですが、
さすがは大工さん!2日でしっかりと屋根までかけることができました。
上棟後の確認ポイント
今回の敷地もとても特徴的です。
高低差のある高台の敷地で、敷地からは隣接する公園の植栽、そしてその向こうに日本海と佐渡が見えます。
敷地の高低差に呼応して、複雑な立体構成の内部となっています。
敷地条件と内部設計条件をよく検討しつつ、窓の位置を慎重に検討しました。
上棟すると、実際の窓の位置を現地で確認することができます。
狙い通りの窓となったのか、このタイミングで確認します。
スキップフロア1.5階リビングより、北側公園と日本海、佐渡を望む4間ワイドの大開口。
こりゃあ、気持ちよい!
南側日射取得のハイサイドライト。
南側隣家は敷地が上がっているため、隣家をかわして日射取得しつつ、
お互いが見えないようプライバシーを確保しつつ、
でも建物の高さは極力おさえつつ、という位置にきちんと納まりました。
東側には外観のアクセントであり、朝日を取り込む大窓が入りました。
狙いどおりに納まった開口部を現地で体感すると、感動とともに安堵します。
窓の計画
窓は温熱的には弱点になるので、極力絞りつつ、決め所ではメリハリをつけるようにしています。
窓の位置や高さ大きさ、面における配置数やバランスなどには意味があります。
お家を見る際は、「あ~この窓ここ狙ってるのかな~」という視点で見てみると、
面白いかもしれません。