父の樹が見守る 三世帯同居の家「東明の家」
父の樹が見守る 三世帯同居の家「東明の家」
設計・監督:山田 剛
- コンセプト
- 一族3世帯が同居する家のため、各世帯のプライバシーに配慮しつつ、それぞれが交わりながら楽しく生活できるよう計画しました。
お父さんが若かりし頃に植えたプルーンの樹を残し、それを庭の中心としつつ、囲むように建物を構成しています。
- 外観
- 外観は、和の佇まいを感じられるプロポーションと瓦屋根、カラーリングに。
床材には美しい杉を用いて、上品で優しい室内空間になっています。
各世帯の中心に共有のデッキと深い軒下空間を計画し、半外を含めて
各世帯が楽しく交流できるよう計画しました。
- 内観
- それぞれの世帯の主室は表現をそろえ、古い照明器具や建具をリメイクして利用することで、
この場所に住み続けてきた家族の記憶を住み継いでいけるよう計画しました。
各世帯の主室からは、主木であるプルーンの樹を望むことができます。
- 規模・構造
- 敷地面積:112.31坪
延床面積:61.29坪
木造在来工法 2階建て
- 性能
- 耐震等級2 以上
Q値 0.87
Ua値 0.38
暖房負荷 20.0
冷房負荷 13.7
空調方式:小屋裏エアコン+床下エアコン×2台