お引渡しから約半年、先日発売した住まいネット新潟 vol.33の取材で、
安田瓦の大屋根が特徴的な「五十嵐の家I」にお伺いしてきました。
デザインと性能が一つになった大屋根の家
こちらの施主S様は、関東から新潟にUターンして家づくりをスタート。
ご夫婦ともにリモートワークが可能で通勤での制限がないため、
ゆったりとした田舎暮らしがご希望でした。
そんな中見つけたのは、広々した見晴らしのいい土地。
完成内覧会をさせていただいたのは夏頃でしたので、
ご来場いただいた方は通風の気持ちよさをご体感いただけたと思います。
今回取材にお伺いしたのは、お引渡しから約半年後の12月。
内覧会には設置が間に合わなかった外物置もかっこよく建っていました。
玄関は塗り壁の質感とイラストレーターの奥様が描かれた画が照らされ、
とても素敵な空間を演出しています。
外の光をゆるやかに取り込む木の格子もいい感じです。
玄関から北側の庭へ抜ける通り土間には、コートをかけたり
アウトドア用品や庭仕事の道具を収納したり、かなり使い勝手がよさそうでした。
リビングに入るドアは蔵戸風のデザインで重厚感があります。
見どころがありすぎて、なかなか中にたどり着きませんね(笑)
中に入ると、お家に来た人は必ず一回立ち止まって、
わ~っと全体を見渡すという室内がこちら。
勾配天井が美しい、開放感たっぷりのダイニングキッチンです。
一枚板のテーブルも存在感がありながら、統一感がありお部屋に馴染んでいますね。
奥のリビングは天井が低めになっていてメリハリがあり落ち着きます。
お施主様と建築士をつなぐ家づくりノート
S様は家づくりへの想いや好みの施工例などを資料にまとめて、
それを共有しながら、設計担当の山田さんと打合せを進めていったそうです。
なぜ家を建てたいと思ったのか、家でどんな暮らしがしたいのか、
改めてご夫婦で考えながら整理したというこのS様ノートと
山田さんの設計力がまとまり、この家を作り上げたんだと思うと納得です。
田舎での豊かな暮らしがしたいというS様の想いが随所に感じられます。
庭を眺められるハーフユニットバスで贅沢なお風呂時間を。
旅館のような洗面・脱衣室の先は、収納・物干しスペースになっています。
この日はあいにくの天候だったので、見づらい写真で恐縮ですが、
北側の庭の右奥には畑スペースが。
芝もS様がご自身で貼りました。すごい!
庭を眺めてお酒を飲みながら、料理の時間も楽しめる広々したL型キッチン。
キッチン脇のパントリー。なんて収納上手!
仕事もプライベートも家で過ごす
冒頭でも書いたように、ご夫婦ともにリモートワークのため、
それぞれの仕事部屋は1階と2階で距離をとって設けています。
パントリーの先にある奥様の仕事部屋。
前から持っていた電気暖炉は今は火を眺める用だそうですよ。贅沢~
2階のご主人の仕事部屋。どちらも窓から外の景色を眺められるので、
リラックスしながらお仕事もはかどりそうですね。
コロナをきっかけにリモートワークされる方も増え、
住む場所を選ばなくなり、新潟での豊かな暮らしを求めて
移住される方も増えているようです。
そうなってくると、1日のほとんどの時間を家で過ごすことになるので、
快適さ・居心地の良さが最重要課題ともいえるでしょう。
S様と同じく、豊かな暮らしを求めて新潟にきたオガスタオーナーさんへの
インタビューもありますので、ぜひ参考にしてみてください。
S様、ご協力ありがとうございました!
住まいネット新潟vol.33は絶賛発売中です。
ぜひご覧ください!