上棟しました
「寺尾の家C」が上棟しました。
間口6間、奥行き3間の総2階形状。
大きく見えます。
南側には玄関ポーチ・駐輪スペース・屋外デッキを兼ねた奥行1間の
下屋パーゴラがとりつく計画です。
線路沿い敷地の特性
こちらの敷地は線路沿いです。
南側が線路なので、半永久的に南の開放感溢れる環境を享受できます。
主室南側の大開口。
吹抜け上の大開口。
2階吹抜けから大開口を見る。
街中の敷地ですが、こんなにも明るく開放的です。
線路沿いの敷地は敬遠される方もいますが、メリットも多くあります。
電車からの目隠しや音への配慮は考慮すべきです。
丘の高台に位置する敷地なので、遠く山並みが見通せます。
構造を魅せる
今回は石膏ボードを張らずに、構造をそのまま仕上げとして見せます。
木の質感が好きな方であればおすすめです。
仕上げを省ける分、コストカットにもなります。
木部が露出しているため、DIYでハンモックや収納などをつけても面白そうです。
ただし電気配線や設備配管を隠す場所がないので、事前に十分な計画を練る必要があります。
今回は一部天井を張って配線・配管スペースにする他、
壁を一部ふかして配線スペースを確保しています。
壁に配線スペースを設けることは、気密・断熱施工にも有利に働きます。
工事の進行が楽しみです。