お知らせにも更新しましたが、2024年元旦大きな震災が北陸地方を襲いました。
新潟では 弊社の所在する新潟市西区を中心に液状化の被害が多発し、事務所近隣の皆さんも道路や敷地のお片付けを進めているところです。
本日5日が本来であれば年始の始業の日であり、いつもなら初詣に行ったりするところなのですが、社内の情報共有と被害のご連絡をいただいたオーナー様の対応から取り掛かっております。
震災直後のオーナー様専用LINEに被害状況の報告をご依頼いたしましたところ、
目に見えて異変を感じられたオーナー様からは数件ご報告や対応依頼をいただきましたが、
目に見えない部分での被害などもあるかもしれません。
実際、西区内の物件で、液状化は生じていなかったものの、基礎と外周部の取り合わせ部分に、
溝が生じていたので、念のため地面を掘り、外部配管を確認したところ
配管破断・漏水があったケースもあります。
弊社では、被害が集中している新潟市西区で施工したすべての物件は確認に回りましたが、他のエリアの物件は確認できておりません。
ご自身の家屋に被害が生じていないか、ご自身でチェックできるよう、6つの項目を整理しました。
点検に活用していただけますと幸いです。
ご自身で点検していただきたい6項目
被害が確認された場合は、現状を写真に抑えておくようお願いします。
①液状化・地盤沈下していないかの確認
外部の損傷、外周部のポーチやデッキが離れていないか確認してください。
②配管の破断がないかの確認
見えにくい埋設部分、折れ曲がった部分を特に確認してください。
③隠れ漏水がないか確認
すべての水栓を止水したうえで、水道メーターが動いていないか確認してください。
※②③については山田が西区の実際の事例を報告記事にしています。
https://www.organic-studio.jp/staff_blog/40763/?preview=true
④基礎のクラックの確認
基礎コンクリート部分に目立たひび割れが無いか、ぐるっと目視で確認してみてください。
⑤エコキュートや室外機が傾いていないかの確認
外部の設備に傾きや倒れが無いか確認してください。
接続部が外れていないかも、よく見てみてください。
⑥建具やサッシの開閉の確認
すべての箇所が問題なく開閉するか、確認を行ってください。
確認していただいて、異常があればご連絡ください。
事務手続き関係
そのほか、被害にあわれた方は以下のお手続きを進めてください。
①罹災証明書
公的支援・民間支援を受ける際に必要となります。
参考;新潟市HP
https://www.city.niigata.lg.jp/kurashi/bosai/ku_bosai/bosai_nishi/bosai_jishin.html
マイナンバーカードが有れば、マイナポータルからスマホでできます。
③地震保険のお手続き
ご自身の加入している地震保険の事故報告・請求の手続きを行ってください。
【弊社が代理店となっているセコム安心マイホーム保険に加入している方へ】
弊社にご連絡ください。
ネットからご自身で事故報告手続きもできます。
https://www.secom-sonpo.co.jp/wad/