設備配管工事
「木のマンションリノベ」では設備配管工事へとすすみました。
解体後、床に原寸で書いた図面(墨付け)に従って設備配管を施工します。
排水の勾配がとれるよう、かつ極力高さをおさえるよう施工していきます。
設備機器の仕上がりからずれないよう、丁寧に施工していきます。
マンションの場合、排水できる場所が限られています。
パイプスペースへと無事合流できるよう、よく計画し現場で確認しながら施工していきます。
床組み工事
設備配管工事が終わると、床の下地を組んでいきます。
マンションでは遮音性能の規定があり、それをクリアする遮音対応の床下地材料を使用します。
吸音に期待して、床下にグラスウールも充填しています。
500本以上ある床を支持する束を、大工さんが丁寧に施工していきます。
床の下地ボード材を張った後は、束1つ1つの高さを調整して平らにします。
マンションの床コンクリート部分(スラブ)はきれいな平らではありませんので、
このタイミングで完全に平らな面をつくります。
おおむね床下地ができあがりました。
できあがると想像しづらいですが、根気のいる作業です。
次は天井と壁の下地をつくっていきます。