南に向いたインナーデッキ
「関屋の家D」では、2階インナーデッキの施工が進んでいます。
南向きのインナーデッキ。ここを主室のハイサイドライトとして利用します。
大きな吹抜けのある主室。
ここから南の陽をとりこみ、採光と集熱を図っています。
こちらの敷地は準防火地域。大きな窓をつけるには制約があります。
ここではデッキの外側に防火シャッターを設置して、防火制限をクリアしています。
シャッターを開いた状態。(デッキ床は後ほど仕上げます。)
シャッターを閉じた状態。
防火制限をクリアするだけでなく、シャッターを閉めることで外部から見えないプライベートなテラス空間となります。
洗濯ものを干しても良いですし、テーブルセットを置いてくつろぐこともできます。
夏季は屋根部分にタープを張って、日射遮蔽しつつ日陰の半外空間となります。
大開口障子枠造作
室内の工事も進んでいます。
天井高をおさえたメリハリのある空間。
北側に大きくひらく大開口廻りの造作がすすんでいます。
大きな開口部は障子がとりつく計画です。
大工さんの、釘を見せずにぴったりと部材を固定する技術が見事です。
こちらは上部の障子。
仕上がってしまうと見えなくなりますが、施工の工夫が詰まっています。
大工さんの技に感謝です。