タイル工事
「木のマンションリノベ」ではタイル工事が完了しました。
今回はタイル工事のボリュームが多めです。
タイルは半端な大きさが入らないよう、タイル割りをよく計画して
下地(壁や天井)を作ることが大切です。
ハーフユニットバスの壁はタイル仕上げ。
見せ場の1つである浴室が美しく仕上がりました。
用途によってタイルを使い分ける
室の用途によってタイルを使い分けています。
浴室は清潔感のある白いタイル、幅30センチ高さ15センチの大判タイルを採用しています。
大判タイルの場合、目地が少なくなります。
タイルで一番汚れるのは目地部分。
特に浴室は直接水がかかるので、清掃性に配慮した計画が大切です。
キッチンには10センチ角のホワイトマットなタイルを採用。
周辺を珪藻土の塗り壁で仕上げるので、塗り壁になじむマットな質感のタイルとしました。
浴室ほどではありませんが水や油がとぶので、こちらも清掃性の良いタイルです。
おトイレは意匠性の高いモザイクタイル。
ここには新潟在住の作家さんが製作した、手洗い鉢がつきます。
キッチンや浴室ほど汚れる部分ではないので、意匠性を優先して選択しています。
タイル表面はやや凹凸があり、焼き物独特のムラが良い味をだしています。
柔らかい照明に照らされて、素敵なスペースになりそうです。
これから室内塗り壁仕上げへと進んでいきます。
仕上がりの進行が楽しみです。