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「木のマンションリノベ」タイル工事

ゲンバLIVE!
山田 剛山田 剛

タイル工事

「木のマンションリノベ」ではタイル工事が完了しました。

今回はタイル工事のボリュームが多めです。

 

タイルは半端な大きさが入らないよう、タイル割りをよく計画して

下地(壁や天井)を作ることが大切です。

ハーフユニットバスの壁はタイル仕上げ。

見せ場の1つである浴室が美しく仕上がりました。

用途によってタイルを使い分ける

室の用途によってタイルを使い分けています。

浴室は清潔感のある白いタイル、幅30センチ高さ15センチの大判タイルを採用しています。

大判タイルの場合、目地が少なくなります。

タイルで一番汚れるのは目地部分。

特に浴室は直接水がかかるので、清掃性に配慮した計画が大切です。

 

キッチンには10センチ角のホワイトマットなタイルを採用。

周辺を珪藻土の塗り壁で仕上げるので、塗り壁になじむマットな質感のタイルとしました。

浴室ほどではありませんが水や油がとぶので、こちらも清掃性の良いタイルです。

おトイレは意匠性の高いモザイクタイル。

ここには新潟在住の作家さんが製作した、手洗い鉢がつきます。

キッチンや浴室ほど汚れる部分ではないので、意匠性を優先して選択しています。

タイル表面はやや凹凸があり、焼き物独特のムラが良い味をだしています。

柔らかい照明に照らされて、素敵なスペースになりそうです。

 

これから室内塗り壁仕上げへと進んでいきます。

仕上がりの進行が楽しみです。

 

山田 剛
設計部

山田 剛

設計部 一級建築士

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