旗状地での外構計画
「関屋の家D」では外構工事が進んでいます。
カーポートや木塀、植栽の施工が完了しました。
私たちはアルミの既製品カーポートをあまり好みません。
街並みにたいしてあまりに無機質だと感じるためです。
ただコスパ抜群のこのアイテム。有効利用するために設計内容や改造することで工夫しています。
今回は色味や設置位置・高さによって住宅の下屋に見えるようデザインし、
まだ未施工ですが木を張って化粧する予定です。
敷地を進むと、旗状地とは思えない開放的なお庭があります。
庭の周囲に木塀を張り巡らし、隣家の窓が気にならないよう配慮しています。
周囲を囲まれた旗状地だからこそ、道路からの視線を気にすることなくつかえる
落ち着いたお庭になりました。
大きな吹抜けのある大空間
主室の吹抜け養生が外れ、大空間があらわになりました。
大きな吹抜けで、南側ハイサイドからの陽光を主室全体にとりこみます。
陽光を受ける面は漆喰仕上げ。
施主DIY施工したナチュラルな表情の壁面が、光を優しく受け止めます。
一体的につながる2階バルコニーも漆喰仕上げ。内部と一体的な空間を演出します。
大きな吹抜けには梁がかかっており、構造的な役割を果たしつつ、
将来お部屋を増設できるようにしています。
主室の大開口には障子が設置されました。
細かい最終仕上げを残すのみとなりました。
弊社のリーサルウェポン、林さんが床ワックスを仕上げています。
現場監督の秀さんも細部のチェックと仕上げをしています。
工事の最終段階は最も忙しく、ハードな場面が続きます。
細部まで魂がやどったお家となるよう、スタッフ一丸となって完成を目指します。