先日刈谷君によるレポートに続いて、東京建築探訪の二日目について私がレポートさせていただきます。
朝8時半にスタートし、六本木~麻布台~上野と周りました。
東京国際文化会館
東京国際文化会館は日本建築を代表する3人の巨匠、前川國男・坂倉準三・吉村順三によって手掛けられた施設です。
エントランスを抜けた先には庭園を囲うようなロビーとなっており、丁度伺った時間は朝でしたので気持ちの良い景色を眺めながら朝食をとっている方がいました。
気持ちの良い食事からスタートする一日はいい日になりそうな気がします。
麻布台ヒルズ
続いて麻布台に向かいました。
この辺りは緑に包まれた町で、じりじりと暑い日でしたが木陰と水の音の流れる音が涼しさを感じさせてくれます。
高層タワーは曲線が多く使われていて、近代的な建築の印象でした。
直線が少ない空間は、施工図がどのように書かれているのかなどと考えてしまいます。
虎屋赤坂店
上野に行く前に、虎屋赤坂店に立ち寄りました。
建築家の内藤廣によって手掛けられた和菓子店です。
エントランスには印象的な螺旋階段
細部は職人さんによる丁寧な手仕事が施されていました。
木のぬくもりを感じる空間は、居心地が良かったです。
上野公園
お昼過ぎに上野に到着し、公園内を回りました。
西洋美術館、法隆寺宝物館、上野東照宮を見ることができました。
上野へは専門学生の研修旅行ぶりです。
学生時代とは違った着眼点で見ることができて面白かったです。
旧岩崎邸
続いて上野から徒歩20分くらいのところにある旧岩崎邸へ行きました。
こちらは和風・洋風建築が隣り合わせに建てられています。
洋風建築から和風建築へ進んでいく順路になっていました。
洋風建築ではたくさんの人が集い、パーティーが行われていたような楽しい暮らしのイメージができる空間でした。
その後の和風建築での日本人に馴染みのあるスケール感は安心感を感じました。
東京カテドラル聖マリア大聖堂
最後はカテドラル教会へ向かいました。
丹下健三による教会で、内部は撮影禁止でしたのでネットから引っ張て来た画像ですが圧倒的なスケール感の建築物でした。
思わず黙り込んでしまいます。
2階に設置されているパイプオルガンがどのように響くのか聞いてみたいです。
旅行を締めくくる感動した建築物でした。
またじっくり訪れたいです。