我が家に愛着を塗りこめる
「大渕の家A」では施主DIY塗り壁が進んでいます。
サンプルを作って、塗り加減を練習してからスタート。
塗り壁をツルツルに仕上げるには熟練職人の技量が必要ですが、
手仕事感を味として楽しむ分にはDIYでも十分仕上がります。
私の自宅も外壁をDIY漆喰で仕上げました。
下地は大工さんに作ってもらって、
中塗りをして、
仕上げ塗りをしました。仕上げ塗りは1回です。(2回塗る場合もあります。)
ひび割れもせず、美しい状態を保っています。
ただ中塗りの乾燥時間を1日しかとらなかった部分は、仕上げ塗りした後に気泡のような跡が
ポコポコ浮いてきました。
きちんと乾燥させることが大切です・・・
自分で施工して細部まで把握しているので、ああすればよかったこうすればよかったはキリがありません。
でもそんなことは自分しかわからず、見た方は「きれいな壁だね~」と言ってくれます。
作業ははっきり言って大変です。過酷な肉体労働です。
こちらのお施主様は高いクラフト力をお持ちなので、大規模なDIYを計画にいれました。
DIYを計画にいれる場合、自分たちがどこまでやれるかを設計担当と相談しつつ加減を決めると良いと思います。
大変ではありますが、作業を通して「自分の家」という実感と愛着がわきます。
施工してくれる職人さんの技術の高さや大変さも感じるので、我が家を見る目がハートになるでしょう。
内部造作工事
室内では大工工事が佳境を迎えています。
ハーフユニットバスが設置され、いよいよ浴室の造作工事に。
主室では階段や採光床、家具などの細かい造作工事へと進んでいます。
上の写真は朝8時ごろに撮った写真。
朝陽のあふれる、なんと気持ち良い空間なのかと感じいってきました。
仕上がりが楽しみです。