潮騒を感じる高台のバルコニー「松美台の家」
潮騒を感じる高台のバルコニー
設計/阿部誠治 監督/波潟靖
- コンセプト
- 海にほど近い松美台の高台、50坪弱の緩やかな傾斜地に立つ半分ガレージ組み込みの家である。
- 外観
- オール杉板の外観。限られた敷地で駐車場を停めやすく3台キープするために、かなりパズルのように苦心して駐車手順を考えた。
バルコニー形状も機能とデザインを検討し不正形となった。
- 内部空間
- 玄関はいたってシンプル。2階リビングなので、入るとすぐに階段がある。
2階へあがると、リビングは傾斜天井のデザイン。片流れ屋根をそのまま、室内の天井の形状としている。一番高い場所に夏の暖気を抜くためのハイサイド窓を設けた。コーナーに窓を集めて木製バルコニーで外につないでいる。
1階の個室群は、コストで割り切って、ラワンべニアで蜜ろうワックス仕上げ。