DIY塗り壁でうまくするコツ
家中の壁を、DIYの左官で塗ってしまったつわもののお客様がおりました。
この写真が やった仕事です。うまいですね。
回り縁の際や、出隅などがきれいだと、平らな面が少々ラフでもきれいに見えるます。
今回は 塗り壁のコツを整理します。
① マスキングで決まる。
まっすぐに丁寧に、しっかりと保護しましょう。
30坪くらいの家をマスキングするには 2人で丸1日はかかると思う。
② マスキングはその日のうちに取る。
24時間で塗り壁は固まります。塗り終わって現場から離れるときにはとってしまいましょう。固まってからだと大変だし汚くなる。
③ 目立たない面で練習しましょう。
まずは どうでもいい空間。子供部屋で練習して、最後はリビングで完成形を目指すとかどうでしょうか? また、「天野の家」のオーナーは ユーチューブの動画で塗り壁の実例を何どもみて「エアー左官」で練習したという。
④ スピードは一定で 左から右に 厚すぎず薄すぎず。
⑤ 素人さんは、木鏝か刷毛引きで、
テクスチャーを荒らすとよい。
金鏝でフラットにというのは、なかなかしんどい。
木鏝で引きずったり、荒れたテクスチャーは手仕事の不安定さを隠すので素人でも見るに堪えうる壁になりやすいです。
⑥道具はけちらない。仕事は道具で決まる。
鏝も各種あったほうが良い。
専用ステンレスの薄い鏝(コテ)大中小
出隅用・入隅用・目地用 最低6本はほしい。
それと、ハンドミキサーに、40Lクラスのバケツ。
洗車ブラシ・延長ドラム・鏝板・レンガ鏝・スポンジ・刷毛
まぁ これだけ必要です。
というわけで、オーガニックスタジオ新潟では、お客様のDIY支援として、
希望者には、道具一式を無料レンタルするサービスを行っております。
さぁ がんばって 左官しましょう。
1カ月以上、すべての遊びをつぶして、体に鞭を打って。(笑