脱衣所に 「壁掛けファン」
新潟の冬は雪が降る。 洗濯干しを外ですることができないので対策が必要です。
リビングしか暖かくない家は、リビングに室内干しをする。
これがものすごく生活感にあふれていて、インテリアもへったくれもないですね。
全館暖められる家は、どこでも洗濯物が乾く。
通常洗濯機を置く脱衣所を、衣類乾燥室に兼用するのが合理的で、お勧めしています。
量産住宅屋は、ユニットバスに乾燥機付きのものをつけたがると思うけど、ユニットバス内部だけでは干す容量が足りないし、生に電気を熱に変える方式は、エコの観点から推奨できません。
住んでいる人の話では、夜中の11時に干したジーパンが朝には乾いているという。
子育てファミリーで洗濯物の多い家庭では、もっと早く乾かせたいと思うだろう。
その方法でお勧めは、風を当ててあげること。
コーヒーに入れた砂糖を早く溶かすにはかき混ぜてあげることと同じ理屈。
乾燥時間が半減します。
以前から良い提案だと思い、壁掛け式の扇風機を検討していたが、じゃまな感じがして踏み切れずにいた。
長岡で松尾さんが設計した住宅を見学した際に、スリムな壁掛けファンを使ってた。
(つくづく松尾さんとは思考回路が非常に似ているな。)
こんなタイプもあったんですね。 と、さっそく取り付け。
タイマー付・ 上下左右首振り機能付き。
冬場の過乾燥対策としても意味がありますし、
(お風呂の換気扇を止めて、風呂フタを開けたままにしておくと さらに加湿効果大)
夏場の扇風機としても利用可能で、大活躍しそうなアイテムです。
追記: 2017年12月) 残念ながらこの商品、ツィンバード産業が生産を終了しました。
後継機は 縦床置き型へ
これを使えば同様の働きをすることでしょう。壁掛ける手間がかからないので導入は楽になりました。衣類乾燥を想定してるスペースには、コンセントを設けておくことをお忘れなく。