水草水槽には 高断熱住宅が適している。
水草水槽で栽培される水草は、熱帯雨林で自生しているものを植えることが多いです。
熱帯魚もアマゾン川などのジャングルで採集されたものが主流です。
いずれも熱帯雨林を原産とするものを飼育栽培するには、水温の一定にキープする必要があります。
日本は四季がある気候なので、温度変化があります。
だから日本で自生している、メダカやヘアーグラスは、高温低温の水温変化に強く丈夫です。
熱帯雨林は常夏で、水温変化が少ない。
水草も18度以下の低温が長時間続くと枯れて溶けてしまいます。高温領域も30度までが限界です。
理想は25度程度が365日24時間、変化がない状態です。
冬に寒くなる室内では、ヒーターが常に稼働して、電気代が多くかかってきます。
オガスタ事務所の水槽の底床(ていしょう)には、クリプトコリネという水草が茂る。
この草はかなり成長も遅くデリケートなので、小さい一株で1000円くらいする高級品です。
水槽の状態が良いので地下ランナーを張って 全体的に繁茂している。
末端価格で数万円分にはなるだろう。
水槽の設置される室内の状況としても、冬夏共に温度が安定していることが望ましい。