「あたらしい家づくりの教科書」は強くおススメ
「あたらしい家づくりの教科書」が売れています。
新刊ということもあり、Amazon でカテゴリー内では1位です。
読後の評判もみなさまよろしいようです。
実のところ、この本はYKKAPの 一般市民向け啓蒙本として誕生しております。
YKKAPでは、全国の会場で工務店関係者向けに、高性能住宅の普及・啓蒙を目的にセミナーを開催しております。その厳選された講師の講演内容のエッセンスを取りまとめ、
より一般のわかりやすく本なのです。
日本の住宅の高性能化のトップの方々。
説明能力・専門性・影響力・知名度、こうした要素を総合的に鑑みて、
日本のエコハウスを語らせるとなると、このオールスターチームになりますね。
私 相模も YKKAPセミナーの講師の一角におりますんで、
(工務店経営部門担当で、こうした本の違う路線で講演をやってます。)
執筆陣の9名すべてに会ったことがあるし、過半数の方とは一緒に酒も飲んでいて、
日頃から交流させてもらっています。
この本は、身内っぽい性質があるので 逆にレビューの筆が進みません。
そこで、
アマゾンの宇宙少年さんのレビューが極めて的確なので、まんま転載しておきます。
(第3者の声の方が客観性があるでしょ)
投稿者 宇宙少年(もう宇宙オジサンか…) 投稿日 2016/9/3
Amazonで購入
「イラストや具体例の写真を随所に散りばめ、やさしくて、分かりやすい。
でもツボはしっかり押さえていて、内容も正確。
執筆陣も、日本の建造物の温熱環境の基準が世界に取り残される中、その差を取り戻そうと第一線で奮闘されている専門家の方々が勢揃いで、現時点でこれ以上を望むのが難しい、ドリームチームと言える。
しかもこういう多人数での執筆にありがちな、内容の重複や齟齬も特に見当たらず、それどころか統一感すら感じられ、一体どれだけの手間を掛けてまとめ上げられたのかと、畏怖の念を禁じ得ない。
とどめに、この内容とカラーページを多用した丁寧な装丁で、1500円というのは破格の安さと言える。
家を建てる方、リフォームされる方、引っ越される方、あるいは地域の経済や国全体の省エネに関心ある方々、必読必携の書としてお勧めする。」
私も全く同感。
特に住宅計画で 研究し始めの方には強くおすすめします。