スタッフが自社で住宅を建てているか?
大手ハウスメーカーに勤めている人間は、自分の会社で住宅を作る事はあまりありません。
鉄骨系大手のSハウスにて記録を作った、伝説の営業マンをお二人知ってますが、お二人とも結局は木造住宅に住んでいます。何百棟と販売していて、自分の家はヒノキ造りの豪邸だったりするわけです。
そういえば前職の会社でも、自社で建築した人間は何百人のなかで2名しか記憶がない。
その住宅会社は金額がかなり張ったので、もらっている不安定な給料では建てる気がしなかったのではないだろう。
ケーキ屋さんで働いているのに、ケーキを買うだけの余裕がないようで、 なんとなく釈然としませんね。 ;;
工務店なら自社で建てるのが当たり前
ビルダーで、ちゃんとした家づくりをしているのであれば、
スタッフは自分の勤めてる会社に住宅を頼むのが当然だと思うわけです。
自分がいいと思っているから、自社で建てているという説得力があります。
建築の依頼先を調べる際には その点を聞いてみるといいかもしれません。
社長がモデルハウス兼用で自社で建てるケースは多いようですが、これは会社の名義で建築して損金処理をして、経営者に貸しているケースが多いようです。
社長の家ではなく、担当になってくるはずの 営業・監督・コーディネーターなどが、
「自社で住宅を建てましたか?」との質問もいいかもしれません。
日本子最強の工務店と称されている、鹿児島のシンケンでは、大工さんも含めてスタッフの何人かが自社で家を建てていて、Instagramで写真を投稿している。さすがであります。
オーガニックスタジオでも、今まで3名のスタッフが自宅を建て、他のスタッフも全員が住宅を建てる計画を持っています。
自分たちのつく住宅に自信がある証拠であるわけで、
地域工務店では当たり前なことだと思うのです。
全国の家づくりを検討している読者の方々。検討している住宅会社には 聞いてみるといいですよ。