消費税が8%より10%のほうが得になる話
住宅を検討する人は知ってるはずですが、
今年の4月1日以降に注文住宅を契約する人は、
契約書の金額の消費税は10%になります。
住宅が完成したときが住宅を手に入れるタイミングになるので、
注文住宅は契約して半年経てば建物が完成しているだろうとみなして、
本当は10月1日からの購入から世の中の消費税は上がるけれど、
半年前の契約から10%にします。
これを「経過措置」と言いまして、
住宅を手に入れたい人は、4月までにと駆け込むのではないかと当初は予想されてました。
あまり情報熱心に調べてない方の中には、
3月いっぱいで契約しておかないと損をすると思ってる方がまだいらっしゃるようなので、今更ながら 相模的な切り口で まとめた記事にしてます。
やりすぎの4つの愚策で得になる
安倍政権はかつての消費税の駆け込みによる混乱と、
その後の住宅の着工減を反省して、
10%に増税になったとしても、8%で契約したのと変わらないように
家計の負担を減らして、何とかして駆け込みをやめさせようと様々な対策を発表しました。
結論からすると4月1日以降の10%で契約したほうがあらゆる方に得になる事態になっています。
対策① 住宅ローン減税の期間を3年延長で、増税で値上がりした分を上限として、
8%の契約の人よりも、所得税が戻ってくるから
長期的に見ればこの政策だけでも、住宅ローンを組もうとしている人は増税での負担がすべて打ち消されることになります。