グランドピアノのある家 床下エアコン暖房のレポート

日本エコハウス大賞のグランドピアノのある家の、

今シーズンの情報をまとめましたのでご紹介します。

まずは、ビルダーズの取材時に同行いただいた東大の前准教授の撮影した画像をご覧ください。

先生の撮影は ふだんの共通の温度ゲージ 5~35℃で行うと、ご覧のように全部快適ゾーンの黄色になってしまってなんだかわからなくなるので、最低と最高をゲージの上下で表示した画像でどうぞ。

床下エアコン暖房のおかげで床が一番温度が高いことが確認できます。

窓の下枠回りが一番温度が低いですね。

ガラリからの暖気上昇が 冷え込みを軽減しているのが分かります。

ビルダーズの表紙になった寝室も1階と変わらぬ温度状況。

オーバーハングの壁の下端は外気の影響を受けるので弱点で冷えてますが、露点になっていないし、体感には影響してません。

1階のお風呂場・脱衣所もぽっかぽか。 年とっても健康リスクが減らせる住宅です。

このあたりも、スマートウェルネス住宅(家の温度と健康の大規模調査)の結果が出ましたのでいずれ記事にします。

温度差がほとんどない快適な室内

ロガーによる温熱の計測が3月になりましたが、極めて安定した温度と湿度の分布になってます。18日間の測定データをグラフにしてます。


床下エアコン暖房1台で、家じゅうほとんど温度差がありません。

1階の温度が2階の個室に比べてやや高めな時期があります。

書斎は寝室と同一空間で、安眠で血圧を上げない、安定した温度です。

湿度は日々の生活水蒸気でギザギザに上下してますが、快適ゾーンの40~60%の範囲で推移しているのが読み取れます。グランドピアノは過剰乾燥は品質に悪影響になるために、湿度キープが重要とされてます。 人間にもピアノにも優しい住宅です。

比較のために、網川原モデルハウスのデータもお見せします。

1階が2階より2度ほど高く安定していて、温度は同様に快適な変化です。しかし、湿度が平均で35%程度と過剰乾燥になってます。 人が生活していないので水蒸気が観葉植物程度しか発生していないためです。

大満足の住みごこち

最後に入居半年後のアンケートもお客様のご厚意で公開させていただきます。

 

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