オーガニックスタジオ新潟のシロアリ対策のまとめ
適切な対策がされていれば、シロアリ被害は防げます。
オーガニックスタジオ新潟のシロアリ対策はどのようになっているか、まとめました。
① 一体打ちのベタ基礎
一般的なベタ基礎は、地面と接する水平の部分
「スラブ」を1度打ってから、垂直の部分の「立ち上がり」を
別々にコンクリート打設するのが一般的です。
しかし、オーガニックスタジオ新潟では、難易度の高い技術ですが、
「スラブ」と「立ち上がり」を一度に打設し、
継ぎ目をなくせる工法を採用しています。
打ち継ぎが無いために、
物理的にシロアリの入ってくる隙間がありません。
② 乾燥している床下
もちろん、コンクリートの下には連続した防湿フィルムがあり、
土壌からの湿気が浸透しないようになっています。
床下空間が、一般的な床断熱よりも、基礎断熱のほうが
より相対湿度が低くなるとされ、
さらに、床下暖房によって乾燥状態になります。
ここまでは、HPの目立たないところに
コンテンツとしてあるのですが、ダメ押しでもう一つの対策を紹介します。
③ 木部のホウ酸処理
①②の対策に加えて、ホウ酸処理を、GLよりも1mの範囲に行うことで、
「長期優良住宅」の基準要求を満たします。
一般の防蟻処理は、ネオニコチノイドという、
持続性の高い殺虫剤を撒きますが、有効期間は5年とされます。
ホウ酸による処理の場合は、塩と同じレベルの低い毒性の鉱物ですので、
気化することなく半永久的に、木部をシロアリから防ぐ方法とされます。
ホウ酸処理は少数派
*余談ですが、住宅で利用されている防腐防蟻材は、殺虫剤が主成分です。
地球上から近年ミツバチが激減したのは、そのネオニコチネイドが原因だとされ、
ヒトの安全性は高いとされますが、脳への影響、とりわけ胎児・小児など脆弱な発達中の脳への影響を懸念する一部意見もあります。(wikipediaより)
住む人の健康と、木質の保護の持続性に より優れているホウ酸処理ですが、まだ防蟻処理費用が割高なことが要因で、新潟県で、この方式を採用している工務店は、少数派と聞きます。
現代社会は、「今だけ、金だけ、自分だけ」の法則が、
支配している気がしてなりません。