都市部に住まう 選択肢の一つに

「駅近の利便性の良いエリアに住みたい」「でも土地が高い・そもそも売地がない」こういった場合は、戸建てではなく、マンションでの暮らしが候補になるでしょう。 ただ、キッチン・お風呂を入れ替えて、内装を新しくしても、マンション特有の不満は解消できません。木の住宅を手掛けてきた、オーガニックスタジオ新潟の目線から見た、マンション特有の「負」の要素を、以下のように解決に導きます。

BEFORE
解体後
AFTER
断熱不足による結露
不満1

断熱不足による結露

アルミサッシとスチールの玄関ドアは、防火優先で断熱性能が低く、結露が発生します。
外周壁のRCとスラブのヒートブリッジにより、室内側が冷え、結露でカビが生じることもあります。
リノベーションにより内窓を取り付け、断熱補強をすることで解決が可能です。

アパートのような内装
不満2

アパートのような内装

マンションの内装で使われている建材は、一般的なアパートで使われている塩ビクロスと複層フローリングが用いられていて、質感に乏しいのが難点です。
高品位の住宅で用いられる、無垢の床や塗り壁などの自然素材を用いることで、格段に気持ち良く、品の良い空間にすることができます。
必要なところに造作家具もふんだんに設け、収納不足も解決することができます。

決まりきった間取り
不満3

決まりきった間取り

マンションの間取りは、中廊下で左右に部屋を開け、突き当たりにLDK、キッチンは対面キッチンという1パターンの間取りです。
部屋が区切られているため閉鎖的で、中廊下は暗くなってしまいます。
間取りに回遊性をもたせ、間仕切りの天井を抜くことで視界を広げ、同じ面積でもより広がりのある空間を実現することができます。

風通しが悪い
不満4

風通しが悪い

間取りを解放的にリノベーションする事により、前後で風が抜けるプランが実現可能です。
冷暖房のいらない中間期には、戸建て住宅でも得られないレベルで通風を手に入れることができます。

近隣への配慮が心配
不満5

近隣への配慮が心配

上下や隣に別の世帯が住んでいることで、生活の音で迷惑がかからないか気になるところ。
リノベーションの断熱補強に合わせ、従来以上に防音を強化することで、より音環境も快適にすることができます。

RCマンションで「木の平屋」のような気持ちよさと暮らしやすさを実現できます。

長くこの地に住み続けたい人にこそ、こうした選択肢があることを知っていただきたいと思っています。

木のマンションリノベの施工事例

米山の木の
マンションリノベ

新潟駅から650の好立地
25年の15階建てマンションの一室での計画
全ての間仕切り・内装を撤去して
木質感があふれ
風が吹き抜ける暮らしを創り出した