巻頭特集の取材!自然をとりこむ暮らし
森を育む、野遊びの家「柳沢の山荘」を訪問しました。
特集のテーマは「自然をとりこむ暮らし」。
うん、出ていただくしかないでしょ。これは。
フォトコンのくらしの写真展で、施主様の写真をご覧になったハウジングこまちさんにお声を掛けていただいて、なんと巻頭特集に登場なのです。
フォトコン2016のグランプリ&人気投票賞もお届けさせていただきました。
(こちらは夜バージョン笑)
三条市郊外に680坪の広大な土地を購入してはじまった計画。
大きすぎるため、当初は分割購入しようかと考えていたとのことですが、坪1万程度ということもあり、施主様が叶えたかった暮らしを鑑みて、そこは迷わず分割せず一括での購入をおすすめ。
およそ2年前、建築計画のヒアリング時にお持ちいただいたこの手作りのA1サイズの【家づくりマインドマップ】にまずは驚かされました・・・!
ある程度は設計段階で盛り込んで、解決済み。
できていないところはこれからゆるゆる、ゆっくりと。
オガスタの担当する「住宅」自体は1年前に完成しておりますが、この柳沢の山荘、施主様の家計画にはまだまだ終わりがないのです。
ゲストルームは庭&テント!
お引渡後、施主主様の手により、竣工撮影よりも何倍にも素敵な家に変貌しておりました。
人が集まるこの家のゲストルームは、なんと庭。
キャンプ場さながらにテントを張り、何組でもお泊りいただけます。
屋根のフォルムもタープを意識したシャープな外観。
広い半ソト空間で外と中が一体につながり、狭さは感じさせません。
撮影の行われた週末は、友人を招いて庭でキャンプののち、翌日のお昼にデッキでごはんを食べているところを撮らせていただきました。
思いをはせ、手をかけ、少しづつ育てていく家と森。
「やらなきゃいけない事がたくさんあってね・・・」と苦笑いしながらも嬉しそうに話すご主人。
毎日仕事が忙しいながらも、休日には庭整備をしたり畑をしたりと少しづつ、広大な庭を開拓していっています。もう数年経つともっと良くなっていくでしょうね。
すぐには形にならないからこそ愛着が湧き、またそれが楽しくもあります。
オガスタへの決め手は?
「土地を購入する際に、広すぎて草をはらうのにどうしようかと考えていた時に、相模社長が『ヤギ飼えばいいじゃん!』と。(笑)オモシロイ人たちだなと思って。」
なかば冗談で発案した庭ヤギ計画は、実現に向けて着々と現在進行中だそう。
いくつかの住宅会社を見ていただいて、“おもしろがって”一緒につくっていく、そんなところがクリエイターのご夫婦には響いたというところでしょうか。
(ブランコに揺られる設計者。喜んでもらえて良かったですね。阿部さん。)
高性能住宅で実現した 無理のないロハスなくらし
なんだか<田舎暮らしで、自然と暮らす>なんてフレーズは、仙人みたいな暮らしを思い浮かべられそうなものですが、決してそんなことはありません。
住宅はワンルームの様な間取りでコンパクトな設計ながら、もちろんオガスタいつもの床下エアコン搭載のハイスペック住宅。
オープンな間取りは高断熱だから可能なんですよ。
無理をして豪邸を建てた訳ではなく、30代夫婦が無理なく出来る資金計画のうちで、性能と快適な住居環境を陰でしっかりと担保したうえで成り立っているのです。
そのうえご主人の通勤時間は車で15分程度。
通勤のストレスもありません。
遠出をしたり、必要以上にレジャーにお金をかけなくとも、日常生活に楽しさがある。
子供たちには四季を感じて、自然に触れ合う事で五感を刺激する日常を経験させてあげることができる。
仕事・子育て・生活、現実としての新潟でのくらし。
人生についてちょっと気付きを与えてくれるような。
そんなすばらしい特集になると思います。
掲載はハウジングこまちvol.22 6月25日発売です。