プラン提示の際には必ず模型をつくるようにしています。
表現手法は色々試しましたが今はこんな感じで落ち着きました。
敷地を段ボールで作って、境界はラインテープ。
物件データを余白に張り付けるという感じです。
模型は部分的に取り外せるようにつくってあり、日射の取り込み方や庭とのつながり、駐車場、道路からの見え方を考慮しながら配置計画が固まっていくことを説明できるようにしています。
着色していない立面図では窓の位置や仕上の切り替え程度しか把握できませんが
模型だと見え方が全く異なりますね。
日射取得や遮蔽の状態だったり半外の気持ちよさも理解しやすいですし、視点の切り替えも自由自在。
造形的なイメージが固まっている場合や、関心が素材の選定にまで及んでいるケースだと色模型もアリです。
白い部分は塗り壁、黒い杉板とガルバリウムの金属屋根。素材感が伝わりやすいですね。
ただ張り付けてある色紙を変更するのは容易ではないので、CGでスタディした方が効率はよいのかなぁと思います。
部屋の内部も主要箇所はざっくりと表現するように心がけています。
日射の入り方も把握できますし、人や家具などを置くと空間のスケール感もわかりやすいです。