koudaiです。
先日、山形へ行ってきました。通称「なんようホール」
南陽市文化会館は、山形県南陽市にある世界最大の木造の音楽ホールです。
2015年竣工し、木の音楽空間といわれています。
見学当日は、あいにくの雨でした///
特徴は、山形県の山の木を使い、木造でつくられいること。
最先端の耐火技術と構造技術により、ダイナミックな空間が実現しています。
断面のモックアップが展示してありました。
ギネス記録に認定!
大ホールは2015年12月21日にギネス世界記録「最大の木造コンサートホール」に認定されました。1403席座席があるそうです。
事前に予約し、担当の方から案内をしてもらいました。
平面構成もおもしろい。
このホールを建築するために、莫大な量の杉の木が使われ、材木の供給側の経済に大きく貢献したそうです。森林の維持するために、森林を守る人を食べていくための起爆剤でした。
気になったのは、維持管理です。これだけの空間を冷やしたり温めたりするためのエネルギーもかかりますし、コンサートがない平日の利用の稼ぐ仕組みも考えなければなりません。建築の質問よりこの建物がどう使われて、稼いでいくのか質問したりしていました。
壁面にあったアーティストのポスターを見ると、有名アーティストのコンサートが開催され、思わずテンションが上がってしまいした。
■建築データ
南陽市文化会館
所在地 山形県南陽市三間通430番地の2
敷地面積 23138㎡
延床面積 文化会館棟 5900㎡
着工 平成25年11月
竣工 平成27年9月
総事業費 66億8639万円
施設内容 大ホール(1403人)小ホール、展示ギャラリー、交流ラウンジ、ホワイエ、木育ひろば、練習室、和室、キッチンスタジオ、会議室等
駐車場 400台
koudai