新規物件「燕の家E」建て方を実施しました。
建て方前日、まずは土台敷きと明日の段取り。
天気も良く作業も捗ります。その日のうちに胴差まで組み上げました。
前日に大事なのは土台を敷く事だけではありません。
建て方をスムーズに進める為の細かな作業は済ませておきます。
例えば…
これは桁と梁が組み合う部分の仕口(シクチ)ですが、気密シートを先に貼っておきます。
構造体が組みあがってから仕口部分を施工しようとするとシートを欠きこんでテープで押さえることになってしまいます。
先貼りすることでシートの連続性を保ち、確実な気密施工となるのです。
建て方当日。最高の上棟日和に。
そして建て方当日。
天気も絶好の上棟日和でした。
2階より上の材はクレーン車を使用します。
青い空に青い車体が映えますな。
今回大変だったのがこの部材。
なんだか分かります⁉ これは垂木サポーターっていいます。
簡単に言えば、屋根が突風で吹き飛ぶのを防ぎ、屋根面の水平剛性を持たせる金物なんですね。
これを垂木が接合される部分全てに取り付ける訳です。
垂木サポーターが80ヶ所あって、1個につき10個くらいビス留めするので・・・800本ビス打った事になりますね・・・
お疲れ様でした。
夕方までに屋根の野地板貼りまで完了させてこの日は終了。
しばらく暑い日が続きますが作業員の皆さん体調に気を付けて引き続きお願い致します!