7/14に完成内覧会の「中之島の家」の見どころを解説します!
オガスタ的「一力亭」コーデ
祇園の中でも最も由緒のあるお茶屋「一力亭」
ベンガラ塗りの朱壁と黒の組み合わせが印象的な建築です。
中之島の家では環境に配慮した自然塗料「プラネットカラー」のレッドで朱壁を、焼杉で黒い壁を作りました。
コストコントロールで「やりたいことをやりきる」
実は建築プロの建て主さん。
初めてお会いした時からイメージの共有を少しずつ重ねてきました。
初めてお会いした時からイメージの共有を少しずつ重ねてきました。
建物のコストは床面積とカタチに大きく左右されます。
やりたいことを実現するためには床面積を最小にし無駄のない構造計画で単純な総二階の箱をつくることが絶対条件でした。
基本性能を高めた箱にやりたいことを詰め込んだ宝箱のような住宅になりました。
積極的DIYによるコストダウン
朱外壁、杉板フロア、造作家具、蜜蝋ワックス。
自分でできることはやりきる!ガッツで納得いくまでDIYをしています。
めでたく最強DIY妻として認定。
狙い通りの床の色になり、とてもうれしいです。
古材活用
古建具、材木などは建て主自ら、長岡の井口材木店で買い付けてきました。
ふつうは古建具をそのまま取付けて終わりですが、それでは波潟監督のプライドが許さず・・・
ちゃんとひと手間加えています。さすがです。
要所要所の造作材は波潟監督が自ら買い付けました。(グッ!)
エアコン一台で全館冷暖房
高気密高断熱住宅の第一人者である、新住協(新木造住宅技術研究協議会)鎌田教授の手法をベースにエアコン一台で全館冷暖房を実現します。
エアコン一台で冷暖房ということは、これ以上にイニシャルコストを抑えられる手法はないということです。
空間のありかた、素材の使い方などケースバイケースで最適な空調計画を提案できることも我々の強みです。詳しくは現地でご体感いただければと思います。
鎌田先生にも見ていただきたいです。よろしくお願いいたします。
大開口リビングと落ち着きのある内装
リビングは1.5間の窓を2枚並べて大開口をつくりました。
窓辺は一段上がり、タタミとつながっています。またスリムな列柱は窓辺の居場所を生み出すことに加え、梁の構造負担を軽くしています。
内装は落ち着いた色味でまとめました。
楽しい2階ホール
シンプルな構造はそのまま二階に表出しています。屋根形状はそのまま室内に反映されダイナミックな空間をつくり、台形窓からは十分な採光が得られます。
スタディコーナー、階段周りの造作なども一見の価値ありです。
7/14(土) 「中之島の家」完成内覧会 ご予約はこちらから
DATA: 敷地面積 231.71㎡(70.1坪)
建築面積 58.67㎡(17.8坪)
延床面積 100.40㎡(30.4坪)
DIY:外壁塗装、床材塗装、天井材塗装、蜜蝋ワックス、各種造作塗装
DIY買い付け:井口材木店