網川原まちなみプロジェクトの最後の一区画
官公庁の集積地帯に至近のため非常に人気が高い新潟市中央区網川原。この人気エリアで3区画横並びの住宅をつくる「網川原まちなみプロジェクト」も残すところ最後の一区画となりました。
美しい街並みの必須条件
美しい街並みの必須条件として最もわかりやすいのが屋根のかけ方。
平入で統一された街並みは端正な佇まいとなり日本人には一番馴染みがあるように思います。
妻入りの街並みはいかにも楽しげ。リズムがうまれわくわくしませんか?
アルベロベッロは何入りでしょう。妻入り寄りの・・・
すごい事例を引き合いに出してしまいましたが・・・ささやかながら網川原まちなみプロジェクトは平入で統一。とさせていただきました。
多彩な空間を用意した楽しいプラン
ホリダタミの求心性
黒埼の家Eで初採用となったホリダタミ。小上がりとは反対に一段下げるやり方をホリダタミと名づけることにしました。
自然と生まれる段差に腰を掛けると意識は中心へと向きます。
囲炉裏端のイメージにちかい。すごく居心地がよいです。寝そべれば半地下のような包まれ感があるし、これは可能性があるぞと。網川原の家Bでも採用されました。
全部乗せ・・・・
網川原の家Bはこれでもかってほど「全部乗せ」
書斎あり、ロフトあり、バルコニーも必須で・・・これうまくいくのかな?と不安で夜も寝られませんでしたが納得のいくものができてほっとしました。
プランの糸口はホリダタミ×書斎
ホリダタミで断面的にうまれた「余分」に書斎を割り当てたことがプランの糸口となりました。空間の連動性もたのしく見ごたえがあります。
大開口もひと味違うぞ
吹き抜けに面する大開口もいい感じになりそうです。やったことないけど、こんな感じができたら建て主さんに合うんじゃないかな~というものを提案したところ採用していただいた。あとは金額的に折り合いがつくか。今頑張っているところです。
完成が今からたのしみです。