新潟市西区「黒埼の家H」木工事中です。
外部は塗り壁の下地工事中。左官屋さんが4人がかりで作業に当たってくれていました。
冬季間の外部左官工事の勝負は一瞬。その瞬間に人材を集中投下して仕事を前進させる。熟練の職人さんと、職人さんたちをまとめ上げるボスの力量はさすがだなぁと思って作業をしばし見学させていただきました。上下の窓にはさまれた黒い部分は杉板を使ったファサードラタンになります。
ぐるっと南側にまわってみたときの外観です。
南側のBOXを部分的に平屋にして全面を開口部にしました。
陽気な建て主さんにぴったりの明るい室内が出来上がります。
内部では現場を取仕切る小林棟梁が階段の制作中です。
新田見さんが詳細図を書き、小林棟梁と入念に打ち合わせした階段がまもなく完成です。中野山の家で飯塚先生から教わった階段をもうすこし簡略化、省力化できないかと考えています。詳しくはニタミブログでいずれご紹介しますのでお楽しみに。
ここまでできれば手摺の寸法どりができるので鍛冶屋さんに寸法どりの依頼をして次工程の準備にかかりましょう。
棟梁が作業している部分は製作アイランドキッチンを据え付けます。
奥さんは大音量で音楽を聴きながら、そして腹から声を張り上げて歌いながら、ビールを飲みながら調理をするそうです。得意料理はどれもおいしそうなお酒が進みそうなものばかり。なんともたのしいパーティー大好き奥さんの家です。
完成をおたのしみに。