リノベーション工事で長期優良住宅認定をとれるか
新築工事では認知度が高まっている認定長期優良住宅。
認定をとるためには、
第三者機関の技術審査を通過し、
自治体に申請をだして認定される必要があります。
新築の場合一から作るので、長期優良住宅の技術基準を満たすよう計画して申請すれば、
認定をとることができます。
リノベーション工事でも長期優良住宅認定をとることが可能です。
リノベーション工事の場合、たいてい基礎や構造部は既存のままです。
既存の部分を含んだ状態での技術審査基準があり、その基準を満たす計画をして申請すれば、
長期優良住宅の認定を受けることができます。
普及しているか
新築工事と比べ、リノベーション工事での認定長期優良住宅は普及していないようです。
昨年度は、新潟市全体で認定されたのはたった10件。
そもそも国が長期優良住宅を推進しているのは、
従来の「つくっては壊す」スクラップ&ビルド型の社会から、「いいものを作って、きちんと手入れをして長く大切に使う」ストック活用型の社会への転換を目的として、長期にわたり住み続けられるための措置が講じられた優良な住宅(=長期優良住宅)を普及させる
ためです。(国交省HPより)
新潟県の空き家比率は13.6%。(H25総務省統計局データより)
少子高齢化で、空き家はますます増加するでしょう。
優良な住宅ストックは活用したいものです。
とはいえ、優良(と弊社が思える)中古住宅は少ないです・・・
オガスタで認定がとれるか
とれます。
先日、リノベーション工事による長期優良住宅認定第一号をとりました。
(新潟市で今年度1件目でした。)
国が政策として進めているのもあって、
税制優遇や補助金などのメリットがあります。
申請や適合に伴う仕様変更などコストもかかりますが・・・
リノベーションをご検討の方はお気軽にご相談ください。