未来のライフスタイルを考える市民ワークショップのご報告
新潟市が2030年の未来にどんな暮らしが望ましいかを
市民と一緒に考える市民ワークショップを開催しました。
場所は オガスタ創業祭でも使っている
Sea Point NIIGATA(関屋浜)
ここは、BBQも提供でいる浜茶屋・・・・いやいや CAFÉ。
夏の休日は、若いグループがBBQパーティーを気軽にやっていて、
2階がフリーランスのためのシェアオフィスなので、
ここだけ人が集い賑わいのある場所です。
まずは温暖化の現状を再確認
地球温暖化の要因は化石燃料を燃やしてのCO2排出。
色々な分野で排出しているけど、我々市民が排出するのは家計部門。
それと移動時の車のCO2。
そこで、新潟市では、テーマを「くらし」と「交通・移動手段(モビリティ)」と「(未定)」の3回に分けてワークショップを開催します。
第一回「住まい」ワークショップでは、前半は私と新潟大学 教育学部の 飯野 由香利 教授とで、
暮らしとエネルギーについてのレクチャーが行われました。
そうした基礎知識を得たうえで、
未来のエコな暮らしがどうなっていればいいなと、
グループになりそれぞれ話し合いながら、
レゴブロックと それぞれの言葉でまとめていきました。
熱心な人が集まった!
いらっしゃった方々は、平均的な人というよりも
意識がかなり高い方がたばかり。
再生可能エネルギーを普及させようと活動しているNPOの代表もいた。
オガスタ新潟経由で知った方では、
大塚住宅建材のI君。材木や勤務で勉強熱心な青年です。
それと、グランドピアノのある家のオーナー様。
飯野教授と面識もあるし、
エコハウスのイベントならば是非ということで駆けつけてくれました。
2015年に国連で定めた、
持続可能な開発目標の17のゴールについても
説明がされ、人類が克服すべき課題について
住宅と暮らしが何が貢献できるか、
関連付けて発表した方もいました。
植栽をたくさん植えるというのも
すべてにおいてよいことで支持されていた。
個別の質問で、
「エコハウス」は理想だと思いますが、
資金面で実現できない人はどうなるのですか?
聞かれました。
「手に入るレベルで中古住宅購入して、その後、
性能向上リノベーションをするという方法もあるでしょう。
私も、結婚当初、収入が無かったのでそうして住んでます。
一人ぐらしの人も増えたから、
みんなでシェアハウスを運営するってのもエコですね。
良質な断熱性能のある
賃貸住宅が増えてくることになればニーズもあろうだろうし
選択肢の幅が広くなりますね。
あなたも近い未来の暮らし方転換について考えてみませんか?
このワークショップは今回が第一回は「住まい」がテーマでしたが
次回は「モビリティ(交通・移動手段)」とテーマが変わります。
※相模の参加は今回だけです。
今回のレポートを参考にぜひ新潟市民の方、ご参加してみてはいかがですか?
第2回 9月13日(金)
詳細はこちら(外部サイト:認定特定非営利活動法人 新潟NPO協会)
新潟市の環境政策課地球温暖化対策室の方々とお話しできて、
市の温暖化対策の計画をすべて見させてもらいましたが、
抱えている問題も色々見えてきました。
これをきっかけに、
住環境分野で今後も、新潟市のエコ推進へ
私も何かしらの協力関係を今後とも継続していきたいと思います。