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「吉田の家」大工家具工事完了

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燕市「吉田の家」木完

8月頭に上棟し、9月下旬で大工さんの木工事が完了。

現在は内装クロス工事等の仕上げ工事を進めています。

 

通常上棟から木完まで2カ月半はかかりますが、

大工さんに何とか2カ月弱で納めてもらいました。

大工さんはそのまま、「関屋の家C」の工事に取り掛かってもらいます。

 

外部は一足先に仕上げ作業が完了し、足場もバラしました。

南面はそとん壁、他の面はガルバリウム鋼板張りとなっています。

これから外構工事に入るところです。

 

収納家具は造作がオススメ

今回も下足収納とキッチン収納、テレビボード等を

大工さんに造ってもらいました。

 

下足収納は壁の入隅から建具枠の際まで目一杯の幅で製作。

余計なラインが無いので、スッキリしており、

収納量も最大限確保できました。

これから巻の建具屋さんに開き戸を製作してもらいます。

特に変わった下足収納ということはないのですが、

これが既製品になると大きさが決められているため、

建具枠との間に変な隙間が生まれたり、

入隅側の戸が開くよう、あえてデッドスペースを造ったりと、

既製品に合わせるための工夫をしなければいけなくなります。

 

既製品は意外と曲者

オガスタでは、既製品の家具はあまりお勧めしていません。

既製品は寸法が決められているため、

その「家」に合わせて「家具」を造るというより、

既成の「家具」に合わせて「家」を造るという、

おかしな考えになりがちです。

なので、既製品は最小限に留め、なるべく造作にしてしまった方が、

家全体がスッキリして、良いのではないでしょうか。

 

造作家具は「高い」という思い込み

造作家具と聞くと、皆さん「高い」というイメージが先行して、

身構えてしまう方が少なくないようです。

実は造り方によっては、そんなに高くなかったりします。

 

大工さんに工事の流れで家具の箱の製作をお願いし、

地元の建具屋さんに引き出しや開き戸をお願いすることで、

金額を抑えることも可能です。

 

収納家具もちょっとした造り方の差で、

コストを抑えつつ、スッキリと使いやすい収納にすることもできるので、

高そうだからと、最初からあきらめず、

とりあえず施工店に聞いてみるのもいいかもしれません。

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